2012710(火)

残念な結果・・・


残念な結果・・・

今更ながらヨン様素敵と韓国ドラマを見ている飼育展示係7です。

こんにちわ。

とはいえ、いつの間にやらドラマを見ずに寝入ってしまう…

それの繰り返し…

観終わるのはいつのことでしょうね。


さて、6月の担当替えから、コンドル・フクロウ舎の副担当になった私。

コンドル・フクロウ舎のお世話をするのはかれこれ3年ぶり?なんて思っていた6月30日のことです。


夕方の確認に行くと、



?????

なんかヒヨヒヨした声が聞こえる。

?????


実はこっそりと卵を抱いていたシロフクロウ。

みなさん、ご存知でしたか?

って、知らないですよね。
今回はそっとしておこうと、獣舎前でもお知らせなどはしていませんでした。



じ~っと見ると、卵を抱えているメスのおなかの下で
白いフワフワしたのが動いた。

ように見えたわけです。

・・・

・・・

核心は持てなかったのですが、念のために
副園長に報告。

すると、餌を与え、巣を離れた所でヒナを激写。

どうやら、孵化は2つ。

そして、まだ卵が1つある状態。

画像

エサをゲットすると、メスはすぐさま巣に戻り…






おぉ~、ついにだね~。なんて話しておりました。
あとは順調に生育してくれれば。


そして、翌日の給餌の際も、
メスが巣から離れると2羽のヒナがうごめいておりました。

ほっと一安心。

残った卵はどうかしら?

そんな心配をしていたのですが・・・。




次の日、担当の2さんが出てくると

「ヒナわからん」と…







え?




えぇぇ?





そして、副園長もヒナがいなくなっていることを確認。



どうやら、残念な結果になってしまったようです。



そして、1つだけ残された卵。





その卵が本日回収されました。

開けてみると、有精卵ではあったものの、中止卵。

画像


かなり発生は進んでいたようですが、途中で止まってしまったようです。


当園でのシロフクロウの繁殖は初めてのケースなので、期待していたところですが、残念でした。

今回の件で、来年の繁殖に向けて反省することがたくさんありそうです。改善することもありそうです。
ですが、少なくとも、ペアリングはうまくいっていること、有精卵を産んでいることがわかったので、次につながることでしょう。

失敗から学ぶこともたくさんあります。

来年こそは!!!





…って私の担当じゃないんですけどね。


こうして今年のシロフクロウのヒナは私と副園長しか見たことがない、幻のヒナとなってしまいました。


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