2012830(木)

ピーちゃんまだまだ活躍中


ピーちゃんまだまだ活躍中

最後はまじめなブログです。
いや、いつもまじめに書いているんですけどね。もちろん。


さて、帯広市では環境教育に携わる課が集まって「おびひろらしい環境教育」を推進していきましょう!という会議が平成22年から(たしか・・・だったような)行われてきました。
そして、今年はプログラム集の発行にいたったわけです。

この会議、市役所のメンバーだけではなく、学校の先生にも加わっていただき、あ~でも、こ~でもといろいろ意見を出し合ってきました。

そんな中で動物園からは出前授業「ピーちゃんからのメッセージ」が完成(まだまだ改良するけどね)。

もともとは、ピーちゃん展で展開した私の「思い」。
教育施設として動物園は何を伝えていくか。
どう伝えていくか。

伝えるものはたくさんあります。
伝え方もたくさんあります。

でも、ようやくひとつの形を作り上げることができました。


そして、先日初披露!!!

授業を受けたのは、出前授業や、副読本(?)の作成に尽力していただいた森の里小学校のT先生の学年、総勢48名。

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授業の中では、ピーちゃん本鹿にも登場してもらいます。
もちろん、骨ですけどね。
亡くなって1年経ちましたが、まだまだ活躍の場があります。

本物の力は偉大です。
そして、百聞は一見にしかず
子供たちにも十分思いは伝わったようです。

授業で伝えたかったことは3つ。
動物園でのマナーを知ること。
マナー(ルール)はなぜ必要なのかを知ること。
そして、それらは野生動物との付き合い方につながっているんだよ、と・・・。

でも、ダメ~って話ばかりじゃ、子供たちもつまらない。
それに、自分たちが目にする動物は、家畜動物の方が多いわけです。

そこで伝えたいことにもうひとつ+。
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家畜動物と野生動物の違いを知ってもらい、家畜動物との接し方をしっかりと覚えてもらうことに。

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意外に生きた動物と接する機会が少ない子供たち。
へっちゃらそうな顔してるのに、実際抱き上げようとすると
これができない。
教えてもらいながら、次第に手つきが様になってきます。

先生から後日いただいた意見では
「もちろん苦手な子もいました。できない子もいましたが、いいきっかけ作りになりました。嫌だと思っていた子も、ウサギをなでることができました。」と。

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そして、動物をお世話することは楽しいことだけではありません。
子供たちには実際にウンチ君にも触ってもらいました。
「健康なウンチを知らないと健康かどうかわかりません」
というと、結構の確率で触ります。
そして、なぜかみんな、触った手のにおいをかぎます。


体験することで、納得する。
素直な子供の力だな~と感じました。

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こんな風に体で生き物を感じ、自然と生き物のことを思いやる心が育めたら・・・

動物園の教育施設としての魅力を再発見した一日でした。


今度は、これを広げていかなくちゃ♪
ピーちゃんにはまだまだがんばってもらいますよ。


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