今日の動物(553)


2019213(水)

マンドリルに差し入れをいただきました!


マンドリルに差し入れをいただきました!

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マンドリルにぶどう、オレンジ、ブランケットの差し入れをいただきました!

どうもありがとうございます。

早速給餌しました。

(本当は動画がいいんですが、失敗経験があるのでアンパイで画像の掲載となります)

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キーボー、外でオレンジ。こっちに背を向けています。

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サラサ、キーパー通路でオレンジ。私が近くにいる時は警戒していましたが、遠くで食べているのを確認しました。

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ぶどうはフィーダー(9号)の出口にぴったりだったので遊んでもらおうと思い投入。

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結構難しかったみたいで、目の前では数回転がして「?」となって、終了。

翌日(今日です)中を確認してみたら全てなくなっていました。

きっと見てないところで遊んでいたことでしょう。


ブランケットにつきましては、本来の用途(敷く、包まるなど)が期待できません。
縫うなどの加工を経てフィーダーになる可能性が高いかと思われます。

今のところ発想が無いので、少し実装が遅れる可能性がありますが、ご了承いただけると幸いです。

ミッキー柄とミニー柄でおそろいでいただけたので、お気持ちはとっても嬉しいです。なんとかいい物に昇華させたいです。


それでは今日はこれで失礼します。
ありがとうございました。


この記事のURL2019-02-13 14:53:19

201928(金)

リスザルにフィーダーいれてみました


リスザルにフィーダーいれてみました

今日は殺人的な寒波に見舞われました。バイソンの掃除のときは指がちぎれそうでした…。笑

こんな中で生きている動物たちには尊敬の念を抱きます。


私の担当動物は暖かい場所で生きているので、獣舎も暖かく作られています。

少し罪悪感を覚えながらも、新サル舎に入って「あったか~い!」と言いながら作業をしておりました。



さて、今日はリスザルに作っておいたフィーダーを入れてみました。

といってもただの木箱に穴をあけたもので、特別な仕掛けはありません。

中身もいつもの野菜と果物で特別なものではありません。

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…にも関わらず大盛況でした。

ただエサ台に乗せられているエサよりも反応が異常に良かった気がします。

「木に生(な)っている果物」的な感覚で食べられるように、今回のフィーダーは 吊る設置 をしております。

本当は動画を撮っていたのですが、なぜか非常に小さいサイズで変換されたのでアップロードは諦めました。(´・ω・`)

明日は開園日なので剥いた落花生などをしきつめる予定でいます。落花生だとあっという間になくなるかも?

スポットガイドの時に入れるつもりなのでご覧になりたい方はぜひご来園ください。


この記事のURL2019-02-08 17:08:01

201926(水)

リスザルの子たち


リスザルの子たち

去年の夏から秋にかけて生まれたリスザルの子たちは、すくすくと成長中です。

1頭目が生まれたときにブログを更新したっきりでしたが、今日は写真と共に紹介します。

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左:しずと(母親:シズ)

右:よしず子(仮名)(母親:よしず)

よしず子ちゃんは雌雄判定がまだなので確定ではありません。母親に似ず、鼻が低めの薄い顔をしています。

しずとは右足の指がやや不自由な子なので、ご覧いただけたら分かると思います。

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茶太郎(仮名)(母親:チャチャ)

茶太郎もよしず子と同じく、雌雄判定がまだなので仮名となります。こちらはかなりはっきりした顔立ちで、美形にカテゴライズされると思います。

順次リスザル舎の掲示板に貼りだしますのでぜひご覧下さい!


この記事のURL2019-02-06 17:28:41

201923(日)

コンドル(♀、ジェーン)の様子


今日はアンデスコンドルのジェーンさんの食事の様子です。

おびひろ動物園では、コンドルへのエサは

1、廃鶏(卵を産み終えた鶏)

2、牛肉

がメインです。

また、エサが与えられる曜日は火木日と決まっています。

冬期、夏期ともに同じです。ぜひ覚えていたい情報ですよ!



廃鶏は羽毛が全く無い状態で、姿はそのまま給餌しています。

バケツを運んでいる時、給餌している時に結構な頻度で、「エグい」「かわいそう」といった感想をいただきます。

たしかに、初めて見る方はかなり抵抗がある光景かと思います。もちろん、その感性を否定することはありません。


姿そのままを見ると、やはり、この身体に命が宿っていた事実を無意識に感じ、死への嫌悪感、あるいは慈悲といったような感情が去来するのだと思います。

私たちは生物である以上、そう感じることは普通ですね。



「あれを胸、足、というように分けてラッピングしたものが、僕たちが買う鶏肉ですね」と説明いたしますと、なるほど、と言われる事が多いです。


屠殺、血抜き、加工などの工程は通常関わることがほとんどありません。

それ故、私たちが普段見るのは「食材としての肉」という感覚が強いです。

「エグい」「かわいそう」より先に「おいしそう」が出てくるのではないでしょうか。

決してそれが悪いというわけではありません。どちらかというと普通です。

こういった事を来園者の方とお話したときには、改めて、普段私たちが多くの命の上に立っている事を忘れずにいたいですよね、と〆ています。


食べられる動物たちに対する敬意として、あるいは、生きていくための宣言として いただきます の想いを大事にしていきたいと感じる、今日この頃です。



本日の記事は牧野がお送りしました。
それではまた。


この記事のURL2019-02-03 17:49:30

2019131(木)

キーボーの様子


キーボーの様子

7の2でございます。

今日のお題はマンドリル、キーボーのことです。


去年の秋頃の話です。


「キーボー最近やせた?」


来園者様、飼育員共に多くの方からご指摘いただいておりました。

確かに高栄養ペレットもあんまり食べてるところを見ないし、昔の写真と見比べても、痩せた感が否めませんでした。

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↑去年の10月頃の写真です。
横向きがもっとわかりやすいんですが、肩まわりと背中あたりがやや痩せていたように思います。




なんとか元々食べていたペレットくらいに高たんぱくの物を食べさせられないか……

最近はサツマイモも残しがちだし、嗜好が変わることもあるんだなー、と思いながら毎日調整して色々与えておりました。

豆系がよさそうかな…… などと考えていた所、他の園館様で、一部のサルの体質改善に大豆粕を使っている、とのこと。

ちなみに上記の情報を出して下さいましたのは、9月に帯広で開催された発表会の題目の1つでした。

こんなにタイミング良く得たい情報を得られるとは。
本当に感謝です。



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↑たんぱく質含有量が質量の約45% スーパーたんぱく質です

さらに、毛質改善には粉ミルクを使用しているとのこと。

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嗜好性を良くする為にゆで卵を混ぜ込んで…


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完成!


大豆粕団子の嗜好性は良く、しばらく継続することに。




4ヵ月ほど経ちまして、今ではこんな感じです。

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写真では背中の差異しかわかりませんね…
ちゃんと横撮りしておけばよかった…

実物を見てくだされば成果がなんとなくわかるかと思われますが、肉付きと毛並みが良くなっております。

また嗜好が変わって体型が変わることも十分有り得ますし、一時的なことかもしれませんが、取り組み自体に意味はあったように思います。


おまけ

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「私のことは記事にしないの?」

↑ごめん!


この記事のURL2019-01-31 17:41:46

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