その他(89)
2012年2月23日(木)
*サトウキビ*ありがとう
その他×89
すっかりブログがご無沙汰な飼育展示係7です。
ネタはたっぷり。
ですが、時間が…
スイマセン。いいわけです。
あ、とりあえず、試験は無事に終了。
あとは結果を待つのみです。
では行きましょう♪
すでに帯広の方はご存じかもしれません。
地元紙に載りましたからね。
先日、サトウキビを入手いたしました!!!!
経緯はコウ。
かねてからチンパンジーにサトウキビを与え、ワッジをを作る様子を見てみたかった私。
沖縄に知人がいる友人をつかまえては、
サトウキビって今手に入る?と聞きまくっていました。
すると、この時期が収穫の時期だとか…。
そこで、早速目が光ります。キラーン。
まずはパソコンに向かい、
以前から教育事業のプログラムについてなどでお世話になっているNPO法人海の自然史研究所の方に最新ツールを用いてメッセージを送りました。
(海の自然史研究所は沖縄にあります。以前おびひろ動物園でも水鳥のプログラムを実施してもらいました。)
「カクカクジカジカ(あ、ダイハツじゃないよ)
で、サトウキビが欲しいのですが、手に入りますか?」
と…
何度かのメッセージのやりとりの結果
「農家さんを紹介してほしいと読谷村役場に行ったところ、“さあ、刈ろう”と、そして、おびひろ動物園の動物達プレゼントしようとの事です」
と…
な・・・なんと・・・
相談に行ったその場で、サトウキビを刈ってくださったんです!!!!
こうして、村有のサトウキビ畑からはるばる北海道の帯広まで
このサトウキビくんたちがやってきたわけです。
コウタとヤワラのおなかに納まるために!!!!
では早速行きましょう♪
コウタは熱くサトウキビを握りしめています。
口にはすでにむしったサトウキビが!!!
ヤワラちゃんは、片手でしっかりと檻につかまりながら、
握ったサトウキビをガブリガブリ。
そして、コレがワッジです。
チンパンジーはこうして繊維質が豊富な食べ物から
栄養を吸えるだけ吸って、カスを丸めてポイっとします。
唇と歯の間で器用に作るんですよね~。
ブレイクにヤワラのキメ顔・・・ぷ。
こうして口から出したり
また咥えたり…
新聞記者さん曰く、ガムのようですね。と
そうそう!!!そんな感じです!!!!
夏はヒマワリの茎でワッジを作っていましたが、
断然サトウキビの方がお好みでしょう。
あ、でも夏になったらまたヒマワリね。
種とったあとでさ。
そして、こんなおいしいものをチンパンジーで独り占めするわけにはいきません!!!!
ということで、この日担当だった
ゾウにもプレゼント♪
足で踏んで~
折って~
そのまま口に!!!!
さすが、ナナ様
チンパンジーとは違い丸ごとです。
そして、いい音させて食べています。
ふっふっふ。
よかった。喜んでくれて。
ちなみにキーボーちゃんにはキリン娘さんが与えてくれました。
チンパンジーほど器用ではないキーボーちゃん。
でも、ちゃんとかじっていたそうです。
今回は、読谷村役場様、そして海の自然史研究所のみなさまに大変お世話になりました。
ありがとうございました。
動物達も喜んで食べております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
ネタはたっぷり。
ですが、時間が…
スイマセン。いいわけです。
あ、とりあえず、試験は無事に終了。
あとは結果を待つのみです。
では行きましょう♪
すでに帯広の方はご存じかもしれません。
地元紙に載りましたからね。
先日、サトウキビを入手いたしました!!!!
経緯はコウ。
かねてからチンパンジーにサトウキビを与え、ワッジをを作る様子を見てみたかった私。
沖縄に知人がいる友人をつかまえては、
サトウキビって今手に入る?と聞きまくっていました。
すると、この時期が収穫の時期だとか…。
そこで、早速目が光ります。キラーン。
まずはパソコンに向かい、
以前から教育事業のプログラムについてなどでお世話になっているNPO法人海の自然史研究所の方に最新ツールを用いてメッセージを送りました。
(海の自然史研究所は沖縄にあります。以前おびひろ動物園でも水鳥のプログラムを実施してもらいました。)
「カクカクジカジカ(あ、ダイハツじゃないよ)
で、サトウキビが欲しいのですが、手に入りますか?」
と…
何度かのメッセージのやりとりの結果
「農家さんを紹介してほしいと読谷村役場に行ったところ、“さあ、刈ろう”と、そして、おびひろ動物園の動物達プレゼントしようとの事です」
と…
な・・・なんと・・・
相談に行ったその場で、サトウキビを刈ってくださったんです!!!!
こうして、村有のサトウキビ畑からはるばる北海道の帯広まで
このサトウキビくんたちがやってきたわけです。
コウタとヤワラのおなかに納まるために!!!!
では早速行きましょう♪
コウタは熱くサトウキビを握りしめています。
口にはすでにむしったサトウキビが!!!
ヤワラちゃんは、片手でしっかりと檻につかまりながら、
握ったサトウキビをガブリガブリ。
そして、コレがワッジです。
チンパンジーはこうして繊維質が豊富な食べ物から
栄養を吸えるだけ吸って、カスを丸めてポイっとします。
唇と歯の間で器用に作るんですよね~。
ブレイクにヤワラのキメ顔・・・ぷ。
こうして口から出したり
また咥えたり…
新聞記者さん曰く、ガムのようですね。と
そうそう!!!そんな感じです!!!!
夏はヒマワリの茎でワッジを作っていましたが、
断然サトウキビの方がお好みでしょう。
あ、でも夏になったらまたヒマワリね。
種とったあとでさ。
そして、こんなおいしいものをチンパンジーで独り占めするわけにはいきません!!!!
ということで、この日担当だった
ゾウにもプレゼント♪
足で踏んで~
折って~
そのまま口に!!!!
さすが、ナナ様
チンパンジーとは違い丸ごとです。
そして、いい音させて食べています。
ふっふっふ。
よかった。喜んでくれて。
ちなみにキーボーちゃんにはキリン娘さんが与えてくれました。
チンパンジーほど器用ではないキーボーちゃん。
でも、ちゃんとかじっていたそうです。
今回は、読谷村役場様、そして海の自然史研究所のみなさまに大変お世話になりました。
ありがとうございました。
動物達も喜んで食べております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
この記事のURL|2012-02-23 19:44:05
2012年1月3日(火)
遅ればせながらの新年のご挨拶です
その他×89
新年明けましておめでとうございます。
もうすでに1月3日。
年末年始一体何をやっていたんでしょうか・・・
本年もよろしくお願いします。
飼育展示係7です。
年越しはきりん娘邸での年忘れ酔いつぶれパーティーを行い、
年始出勤組のきりん娘さんを遅刻しないように送り出してから、
家に帰り、
なぜか?
一路
根室へ・・・????
さすがに
根室に近づくにつれ
オオワシもオジロワシもいます。
もちろん、シカもいます。
ようく、見てください。
1月ですよ。
なのに、根室は雪がない!!!!
そりゃ、シカはエサが食べ放題だ!!!
1月2日にいたっては根室は雨!!
この季節に雨~?と驚きです。
ちなみに、根室へ行った理由は
弟の元へおせち料理を届けに・・・
すると、弟曰く、
「3日に1度は朝、うちの前で餌食べに来る」
との事。
ヤバすよ。
道東多いとはいえ、
帯広に暮らしているとそこまで身近には感じられません。
ヤバすよ。
平成23年の推定生息数はまた増えるのでしょうか・・・
きっと、増えるのでしょうね。
私としたことが、写真を撮ろうと
車を降り、
ドアを
バタンと
閉めたとたん
キレイにお尻に花を咲かせながら
走り去っていきました・・・
ちょうど、オスカーくらいのオスが。
野生動物の撮影は
撮影以前の問題でした・・・
今年の抱負は・・・
撮影技術の向上か?!!!
umeumeさん、ご指導よろしくお願いします。ぷ。
もうすでに1月3日。
年末年始一体何をやっていたんでしょうか・・・
本年もよろしくお願いします。
飼育展示係7です。
年越しはきりん娘邸での年忘れ酔いつぶれパーティーを行い、
年始出勤組のきりん娘さんを遅刻しないように送り出してから、
家に帰り、
なぜか?
一路
根室へ・・・????
さすがに
根室に近づくにつれ
オオワシもオジロワシもいます。
もちろん、シカもいます。
ようく、見てください。
1月ですよ。
なのに、根室は雪がない!!!!
そりゃ、シカはエサが食べ放題だ!!!
1月2日にいたっては根室は雨!!
この季節に雨~?と驚きです。
ちなみに、根室へ行った理由は
弟の元へおせち料理を届けに・・・
すると、弟曰く、
「3日に1度は朝、うちの前で餌食べに来る」
との事。
ヤバすよ。
道東多いとはいえ、
帯広に暮らしているとそこまで身近には感じられません。
ヤバすよ。
平成23年の推定生息数はまた増えるのでしょうか・・・
きっと、増えるのでしょうね。
私としたことが、写真を撮ろうと
車を降り、
ドアを
バタンと
閉めたとたん
キレイにお尻に花を咲かせながら
走り去っていきました・・・
ちょうど、オスカーくらいのオスが。
野生動物の撮影は
撮影以前の問題でした・・・
今年の抱負は・・・
撮影技術の向上か?!!!
umeumeさん、ご指導よろしくお願いします。ぷ。
この記事のURL|2012-01-03 19:06:02
2011年12月26日(月)
どこもかしこも雪ですが・・・
その他×89
大変お久しぶりブログでございます。
こんばんわ。
覚えておいででしょうか?
飼育展示係7です。
忘れた方も多いことでしょう。
ぜひとも、再び見ていただければ幸いです。
で、この3週間の間、何があったのか・・・。
あれ?
何があったっけ?
何となく忙しかったのですが、
思い出せません。
1つだけ覚えているのは
こういうモノに行って参りました。
「日本動物園水族館協会教育研究会」
今回初めての参加でしたが、いろいろと勉強させていただきました。
今年で52回だったかな?
長く続いている研究会です。
今回勉強してきたことが、おびひろ動物園でも活かせるよう
がんばらねばなりませんね。
で、それに併せて
動物園巡りもしてきました。
まずはTOP!!!
って、わからないですよね。
これは横浜市金沢動物園でお邪魔したときに
なんだろう?梅かな?なんて思って近づいたら
知らない樹だわ。と思って撮った一枚。
カラスがずいぶんとついばんでいました。
金沢動物園は高低差が結構あるので、このように
高さを利用した展示がなされています。
割と平坦なおびひろとしてはうらやましいところです。
実は閉園日にお邪魔し、いろいろと裏側を見ていただきながら
管理の仕方や展示方法など勉強させていただきました。
金沢動物園のみなさん、ありがとうございました。
そして、もう一つが
・・・これじゃわからないですね。
「羽村市動物公園」
東京都の動物園です。
プレーリーさんの展示場は職員による手作りだとか。
でも、とっても素敵な作りでした。
そして、こちらのプレーリーさんたち、
全頭ちゃんと体重管理されているとのこと。
プレーリーさんは結構太りやすいと思っていましたが、
こちらのプレーリーさんは太すぎず、細すぎず、
いい体をしていましたね。
サル山ではなんどびっくりなコラボ。
きっと、寒くて寒くて
くっついていると暖かいんでしょうね。
ニホンザルよりもイノシシの方が体温高いのかしら?
そして、こちらの動物園にはピー様のお仲間
ヤクシカのメンズがおりました。
う~ん、素敵。
しまった、写真ないや。
ということで、
羽村市動物公園のみなさん、突然の訪問でしたが、
ありがとうございました。
今回、どちらの動物園訪問も飼育管理についての勉強で伺わせていただいたので、あまり写真も撮っておりません。
が、今回勉強してきたことを取り入れながら、
動物たちに少しでもよりよい飼育管理を
そして、
ご来園される皆様によりわかりやすくお伝えできるよう
がんばっていきます。
あ、なんか来年の抱負みたいになっちゃった。
さぁ、続いては冬のおびひろ動物園の様子をお伝えします。
しいく六さんことぴん芸人さんがお伝えしていますが、
かぶってしまってもいいもんね~。と・・・
こんばんわ。
覚えておいででしょうか?
飼育展示係7です。
忘れた方も多いことでしょう。
ぜひとも、再び見ていただければ幸いです。
で、この3週間の間、何があったのか・・・。
あれ?
何があったっけ?
何となく忙しかったのですが、
思い出せません。
1つだけ覚えているのは
こういうモノに行って参りました。
「日本動物園水族館協会教育研究会」
今回初めての参加でしたが、いろいろと勉強させていただきました。
今年で52回だったかな?
長く続いている研究会です。
今回勉強してきたことが、おびひろ動物園でも活かせるよう
がんばらねばなりませんね。
で、それに併せて
動物園巡りもしてきました。
まずはTOP!!!
って、わからないですよね。
これは横浜市金沢動物園でお邪魔したときに
なんだろう?梅かな?なんて思って近づいたら
知らない樹だわ。と思って撮った一枚。
カラスがずいぶんとついばんでいました。
金沢動物園は高低差が結構あるので、このように
高さを利用した展示がなされています。
割と平坦なおびひろとしてはうらやましいところです。
実は閉園日にお邪魔し、いろいろと裏側を見ていただきながら
管理の仕方や展示方法など勉強させていただきました。
金沢動物園のみなさん、ありがとうございました。
そして、もう一つが
・・・これじゃわからないですね。
「羽村市動物公園」
東京都の動物園です。
プレーリーさんの展示場は職員による手作りだとか。
でも、とっても素敵な作りでした。
そして、こちらのプレーリーさんたち、
全頭ちゃんと体重管理されているとのこと。
プレーリーさんは結構太りやすいと思っていましたが、
こちらのプレーリーさんは太すぎず、細すぎず、
いい体をしていましたね。
サル山ではなんどびっくりなコラボ。
きっと、寒くて寒くて
くっついていると暖かいんでしょうね。
ニホンザルよりもイノシシの方が体温高いのかしら?
そして、こちらの動物園にはピー様のお仲間
ヤクシカのメンズがおりました。
う~ん、素敵。
しまった、写真ないや。
ということで、
羽村市動物公園のみなさん、突然の訪問でしたが、
ありがとうございました。
今回、どちらの動物園訪問も飼育管理についての勉強で伺わせていただいたので、あまり写真も撮っておりません。
が、今回勉強してきたことを取り入れながら、
動物たちに少しでもよりよい飼育管理を
そして、
ご来園される皆様によりわかりやすくお伝えできるよう
がんばっていきます。
あ、なんか来年の抱負みたいになっちゃった。
さぁ、続いては冬のおびひろ動物園の様子をお伝えします。
しいく六さんことぴん芸人さんがお伝えしていますが、
かぶってしまってもいいもんね~。と・・・
この記事のURL|2011-12-26 17:58:31
2011年11月21日(月)
写真撮ろうっと
2011年11月6日(日)
いってらっしゃい♪アマちゃん&イザちゃん
その他×89
とんだ早朝からおはようございます。
飼育展示係7です。
外はまだ真っ暗。
朝が遅くなりましたね~。
さてさて、11月3日に夏期開園を終えたおびひろ動物園。
これからのんびり冬支度~♪
なんて、構えていたら
どっこい!!!
翌4日は朝からそそくさとシカ舎でエゾシカとにらめっこ。
ねぇねぇ、ねえちゃん達、そこで何してるの?
と、チビのYUIちゃん。
そうなんです。
エゾシカを分けました。
コレがまた、奇跡的。
分けたい個体は2頭。
しかし、当園のエゾシカのモットーは集団行動。
いかにこの2頭を隔離するかが問題だったわけでございます。
予定日は決まっておりましたので、
日々の観察から、手法を検討しました。
で、
①朝一にエサを与えず南側へ移動。
→ひょいっとだまされるのは若いシカ達。
→結果、該当2個体とオスカーを含む6頭が移動。
→私は「困ったな。」と思う。
②様子を観察。
→北側を掃除しながら、様子を観察。
扉の鍵はちょんがけにしておき、扉前に来たら1頭ずつ出していく寸法。
→最初に来たのはチビのYUIちゃん。
→お次に来たのはチビのコリルちゃん。
③ここからが問題。
→南側に残った4頭。うち2頭は残したい。
出したい2頭はオスカーと発情が来ているちびにさん。
→オスカーに狙われ発狂寸前のちびにさん。コレはムリか?とあきらめそうになるが、むしろ危険なので、やはりこの2頭は出したいと思ふ。
→偶然にもちびにさんが扉前にやってきて脱出成功!!
④まぁ、余分なのが1頭いるが、角があるから判別つくし、これでもイイか?と私、思ふ。
⑤詰めが甘い。
→ちびにさんがいなくなり、ターゲットを変更したオスカー。若気の至りで、手当たり次第に追いかけ回すので、危険。
→しょうがない。ココはエサかと配合飼料を手にオスカーを扉前に引きつけようとすると・・・
→エサに反応したシンディさん。あるならよこせと、もうアタック。身の危険を感じ、エサを撒く。
→ラッキーな事に、オスカーが反応。扉を開けると出てきてくれました。
⑥私、今日ラッキーと思ふ。
こうして、4日の朝、2頭ことアマンダ嬢とイザベル嬢を隔離することに成功したのでありました。
そして、午後。
円山動物園の担当の方が箱と一緒に到着。
そうなんです!!!!
アマンダ嬢とイザベル嬢。
札幌にお引っ越し。だったんです。
と、なると翌5日は輸送となるわけですね。
箱に入れる際は麻酔をかけます。
さぁ、獣医さんの活躍です。
獣医兼スナイパーの後ろ姿をきりん娘さんが激写していました。
で、獣医さんの「うちま~す」の声がかかると
命中です。
幸い、あまりバタバタしなかったので、
思ったよりも時間がかからずに作業が進みました。
麻酔が効いてくるとおねむ~。
しかし、ここで2頭の性格?遺伝?がはっきりと・・・。
アマンダ嬢の母はシンディさん。
おおらかで、人間へっちゃらな肝っ玉かあさん。
麻酔をかける際も、あまり手こずりません。
一方、イザベル嬢の母はマチルダさん。
びびりのくせに意外と強気。
警戒心が強く、麻酔をかけてふらふらしていても
ちょっと刺激を与えると渾身の力で立ち上がるがんばりもの。
・・・やっぱり、母の子ですわ。
イザベル嬢から輸送箱に移そうと思っていたのですが、
担架に乗せようとすると起きるんですねぇ。
何度かトライしているうちに、アマンダはもう大丈夫じゃない?となり、ターゲット変更。
なんのこともない。
ぐっすりお休みのアマンダ嬢。
見事に輸送箱で鎮座。
そして、覚醒。
その間にお休みになられたイザベル嬢。
続いて輸送箱に入りました。
最後はトラックに積み込まれ、シートをかけられ・・・
出発準備完了。
覚醒後、しばらく様子を観察し、ヨシ!!!のGOサインで、
開通した道東道へ、そして円山動物園へと出発していきました。
アマちゃん、イザちゃん。
札幌のシカファミリーにちゃんとご挨拶するのよ。
と、エールを送りながらのお見送り。
夕方、無事搬入との知らせを聞き、ほっと一安心でございました。
ちなみに、この2頭の出産劇はコチラをご覧あれ。
なつかしき、1年前の様子でございます。
今でも思い出される、あのテンパリぶり。
今度、札幌で垢抜けたアマンダ&イザベルを見に行かねばなりませんね♪
飼育展示係7です。
外はまだ真っ暗。
朝が遅くなりましたね~。
さてさて、11月3日に夏期開園を終えたおびひろ動物園。
これからのんびり冬支度~♪
なんて、構えていたら
どっこい!!!
翌4日は朝からそそくさとシカ舎でエゾシカとにらめっこ。
ねぇねぇ、ねえちゃん達、そこで何してるの?
と、チビのYUIちゃん。
そうなんです。
エゾシカを分けました。
コレがまた、奇跡的。
分けたい個体は2頭。
しかし、当園のエゾシカのモットーは集団行動。
いかにこの2頭を隔離するかが問題だったわけでございます。
予定日は決まっておりましたので、
日々の観察から、手法を検討しました。
で、
①朝一にエサを与えず南側へ移動。
→ひょいっとだまされるのは若いシカ達。
→結果、該当2個体とオスカーを含む6頭が移動。
→私は「困ったな。」と思う。
②様子を観察。
→北側を掃除しながら、様子を観察。
扉の鍵はちょんがけにしておき、扉前に来たら1頭ずつ出していく寸法。
→最初に来たのはチビのYUIちゃん。
→お次に来たのはチビのコリルちゃん。
③ここからが問題。
→南側に残った4頭。うち2頭は残したい。
出したい2頭はオスカーと発情が来ているちびにさん。
→オスカーに狙われ発狂寸前のちびにさん。コレはムリか?とあきらめそうになるが、むしろ危険なので、やはりこの2頭は出したいと思ふ。
→偶然にもちびにさんが扉前にやってきて脱出成功!!
④まぁ、余分なのが1頭いるが、角があるから判別つくし、これでもイイか?と私、思ふ。
⑤詰めが甘い。
→ちびにさんがいなくなり、ターゲットを変更したオスカー。若気の至りで、手当たり次第に追いかけ回すので、危険。
→しょうがない。ココはエサかと配合飼料を手にオスカーを扉前に引きつけようとすると・・・
→エサに反応したシンディさん。あるならよこせと、もうアタック。身の危険を感じ、エサを撒く。
→ラッキーな事に、オスカーが反応。扉を開けると出てきてくれました。
⑥私、今日ラッキーと思ふ。
こうして、4日の朝、2頭ことアマンダ嬢とイザベル嬢を隔離することに成功したのでありました。
そして、午後。
円山動物園の担当の方が箱と一緒に到着。
そうなんです!!!!
アマンダ嬢とイザベル嬢。
札幌にお引っ越し。だったんです。
と、なると翌5日は輸送となるわけですね。
箱に入れる際は麻酔をかけます。
さぁ、獣医さんの活躍です。
獣医兼スナイパーの後ろ姿をきりん娘さんが激写していました。
で、獣医さんの「うちま~す」の声がかかると
命中です。
幸い、あまりバタバタしなかったので、
思ったよりも時間がかからずに作業が進みました。
麻酔が効いてくるとおねむ~。
しかし、ここで2頭の性格?遺伝?がはっきりと・・・。
アマンダ嬢の母はシンディさん。
おおらかで、人間へっちゃらな肝っ玉かあさん。
麻酔をかける際も、あまり手こずりません。
一方、イザベル嬢の母はマチルダさん。
びびりのくせに意外と強気。
警戒心が強く、麻酔をかけてふらふらしていても
ちょっと刺激を与えると渾身の力で立ち上がるがんばりもの。
・・・やっぱり、母の子ですわ。
イザベル嬢から輸送箱に移そうと思っていたのですが、
担架に乗せようとすると起きるんですねぇ。
何度かトライしているうちに、アマンダはもう大丈夫じゃない?となり、ターゲット変更。
なんのこともない。
ぐっすりお休みのアマンダ嬢。
見事に輸送箱で鎮座。
そして、覚醒。
その間にお休みになられたイザベル嬢。
続いて輸送箱に入りました。
最後はトラックに積み込まれ、シートをかけられ・・・
出発準備完了。
覚醒後、しばらく様子を観察し、ヨシ!!!のGOサインで、
開通した道東道へ、そして円山動物園へと出発していきました。
アマちゃん、イザちゃん。
札幌のシカファミリーにちゃんとご挨拶するのよ。
と、エールを送りながらのお見送り。
夕方、無事搬入との知らせを聞き、ほっと一安心でございました。
ちなみに、この2頭の出産劇はコチラをご覧あれ。
なつかしき、1年前の様子でございます。
今でも思い出される、あのテンパリぶり。
今度、札幌で垢抜けたアマンダ&イザベルを見に行かねばなりませんね♪
この記事のURL|2011-11-06 05:55:51