さすがに帯広も寒風が吹き

冬の到来を感じる今日この頃

皆様いかがお過ごしでしょうか。

この寒さで予報では雪マークも出ておりましたね。

帯広もそろそろかしら・・・



そんな季節に

かねてから与えたいな～と思っていた野菜。

ビートを入手しました。

別名砂糖大根

砂糖の原料ですね。

ご協力いただいたご近所さん。
ありがとうございます。
わざわざご実家からいただいてくれました。





では！

早速！！

まずはゾウに！！！


ビートに気づいたナナ様


まずは足で踏んでみます

そして・・・





スルー？





おかしいですね。




ではチンパンジーに行ってみましょう。

まずはコウタが！！！

続いてヤワラが！！！





チョしただけ。




う～ん。

丸ごとはダメでしたね。

後日切ってリベンジしたいと思います。



なお、家庭でも天ぷらにして食べるとオイシイそうです。

我が家でもトライする予定です。

最近お手入れを怠っていたら

久しぶりに使ったピーリングゲルで

古い角質がボロボロととれた飼育展示係７です。

前回やったときはちっとも剥けなかったのに・・・。

日頃からお手入れをしておかないとダメですね。

ただいま、パックをしながら本日の動物を・・・







本日・・・





じゃなくなったし。

もう、昨日じゃん。





を、お届けします。



ＴＯＰがだれかわかるヒト！！！！！

















ハイ！そこのあなた！！！！
























わかりませんよね。
私もほとんどわかりませんよ。
ちなみに、エゾシカですよ。

それは、わかるか。

今年最初に生まれたコリルちゃんです。

まだ半年経っていないのに

赤さんっぽさはすっかり抜けましたね。

冬毛特有のモフモフ顔になってきました。






そのお隣ではバイソンさん。
ステッファーが、眼光鋭くこちらを見ています。
なぜでしょうね？
バイソンはオスの方が優しそうな目をしているように感じるのは、異性だから？

この時期、太陽が低いので

結構光の加減がスキなんです。
バイソンでの撮影。




そして、やっぱりチンパ様。
もう、柳の葉っぱも枯れ始め、
さしておいしくもなさそうですが、
樹皮については
さもありなん。
男らしく食べております。コウタさん。



で、ヤワラはといえば・・・
Let's　ホモサピエンス！！！

もらった柳をそそくさと、

向かった先は人止柵。

侵入防止ネットが気になって気になって







気になって気になって






仕方がなかったようです。










ついで、やってくれました。

小さなグミの苗。





またしてもコウタが咥えている・・・














落胆したのもつかの間！！！


幸いにして、根本が無事に残っていたので

そそくさと埋め戻しました。

どうか、生きていますように。







さあ、明日はどんな写真が撮れるかな？

その前に、冬支度はもくろみが山のようにあるんですけどね。

とほほ。

おびひろ動物園では夏期開園が終了すると
1日の仕事の流れが少し変わります。


11月4日から朝礼後は職員一同、同じ方向に向かっていくのです。







毎年、ごく、まれに、その変化を忘れ、団体行動を乱す職員がいます（笑）。

すると、無線が入ります。

「現在地どちらですか～？」と。







そして、呼び出されるのです。

“調理室”に・・・




そう、朝一番は動物たちのエサ作りからはじまるのです。
それはもう、戦場のよう。
まな板いっぱいにひしめき合いながら、野菜を切っています。


そんなエサ作りのあと、各自が飼育作業に従事していくわけです。

その天気や気温、作業内容に合わせて、
自分で時間の管理をしながら一日を過ごします。



なので、写真を撮る時間も出来てきます。






前置きが長くなりましたが、
久しぶりに、ごく一部の動物をゆっくり観察。

TOPは将来のアルファ候補のダイゴ君でしょうか？
サル山担当のしいく六さんに聞いてないのでわかりません。
今度、聞いてみよう。

キーボーちゃんは朝から豪華なお食事。
最近、非常に食欲旺盛ですよ。

おいしいかい？
やっぱりサツマイモなんだねぇ。
いつからサツマイモが大好きなんでしょうね。
そして、サツマイモに勝つモノはないのかしら？
今度調査してみようかな・・・。

ザルルンも、お日様にあたってひなたぼっこ。
すこ～しずつ、子ザルンルンとも遊んでいるようです。
でも、まだ、職員の姿を見るとダーッと寄ってきます。




そして、そんなリスザルの向こうでは





リスザル。



そう、このリスザルはボリビアリスザル。

展示しているコモンリスザルとは別の種。
コモンリスザルを導入する前はボリビアを飼育していたそうです。
私が動物園に来たときには、この1頭だけでした。

こうして、ガラス越しにひなたぼっこしているボリビアリスザル。
どうやらおばあちゃんらしいです。
私はおばあちゃんと呼んだり、キャンちゃんと呼んでいます。
本当かどうかよく知らないのですが、キャサリンという名前なんだとか。

のんびりと、おだやかに、そして元気に長生きして欲しいですね。

今年は暖かいようい感じるのは私だけ？

昨年の11月16日は-5℃。
昨年の11月18日には防寒用長靴をひっぱりだしていました。

今年はいかに？






そして、今年はいかに？


がもうひとつ。






この冬、はじめてチンパンジーと過ごします。
TOPのコウタさん。
こんな姿を毎日見ていたら、私おかしくなりそうです。

なので、いろいろもくろみ中♪




で、こっちはせんじつのもくろみのフォローアップ！

実は、室内のお部屋を仕切っている網を少々切って、
穴を開けてもらったんです。

ところが、思いの外大きかった穴。

誰しもが「コワイ」と表現しました。

正直、私も「コワカッタ」

副担当のきりん娘さんから、開口一番。
「フタつけてください」






・・・ハイ。





ということで、フタつけてもらいました。

フタつける前の穴はコウタの顔がすっぽりはまる大きさでした。

今は・・・

ヤワラの顔がすっぽり。



・・・でもないか？





そして、このフタ、施錠が出来ないとダメなわけです。
管理係さんはそこに一番悩まれていました。
なにしろ、チンパンジーのパワーははかりしれません。
もしも、壊されたら・・・
もしも壊れたモノを投げつけたら・・・

常にリスクマネジメントとのせめぎ合いの中で、
作業を進めています。

そして、その悩みに万全に応えてくれるのが
ヤワラさん。


真剣そのもの。







今回も、チンパンジーの破壊力？に敵うモノができあがりました。
これからは、私の管理ですね。
見落とさずに、危険の無いように、
そして、チンパ様のためになることを行っていきたいと思っているところです。






そして、穴がふさがったところで
練習です。


なんの？



動物園では、年に1度担当動物が変わります。
といっても、本担当は基本的には変わりません。
今月から副担当に少し変更があります。
そして、チンパンジーの副担当者さんも変わります。

ヒトによって行動が異なるチンパンジー。
うちのチンパ様はおとなしいと言われ、ナチュラルだとも言われましたが、やはりそこはチンパンジー。
私に対してと、新しく訪れるヒトに対してでは全く動きが異なります。
結構危険です。
ですので、担当替えの日まで、
少しずつお互いを認知する練習です。

２さん、じぃーじさん、よろしくお願いしますね。





私は、初カバを練習してこなくっちゃ！！！

夏期開園を終了し、早4日。

だのに、冬期開園を考えると、

のんびりしていられない。

なぜか、日々追われるように過ごしている

飼育展示係７です。

こんばんわ。

どうしてもお好み焼きが食べたくて

作ったものの、

真剣に考えずに作ってしまい、

イマイチの出来でした。

訪ねてこなくて正解でしたよ。きりん娘さん。

おいしく出来たときに、来てチョーダイ。


さて、アマンダ嬢とイザベル嬢。

札幌ではネコを被りながら、暮らしているようですね。

きっと、そのうち、たくましさを現してくることでしょう。

一方の、帯広のエゾシカ舎。


おだやかです。












それもそのはず。


2頭が出発したその日の午後。

早速、オスカー隔離。

メスの発情が終わるまでの辛抱です。

独り者生活、満喫してくださいな。