2012年3月15日(木)
復興創造フォーラム2012 2日目【2012/3/11報告】
過去の活動報告(2012年度)×110
みなさんこんにちは!
社団法人帯広青年会議所 LOM運営委員会
委員長の田中 雅人(たなか まさと)です。
昨日に引き続き、
復興創造フォーラム2012 2日目のレポートです。
いつもは、色に加えて「!」や「♪」など、
明るく楽しく、をモットーにブログを書いていますが、
今日は、少し控え目に始めたいと思います。
何故か。
今日は、3月11日。
そう、東日本大震災が発生した日です。
今日まで、メディアを通してしか
被災地の状況を知ることはありませんでした。
今回、縁あって盛岡まで来ましたので、
どうしても一度は被災地を自分の足で訪れ、
自分の目で現状を見るべきと考え、
岩手県の中でも津波で大きな被害を受けた、
陸前高田市、大船渡市、釜石市へと行って参りました。
こちらは、陸前高田市です。
メディアで何度も取り上げられているので、
ご存知の方も多いと思いますが、
岩手県立高田病院です。
多くの入院患者が屋上に避難し、
ヘリコプターで緊急搬送されるシーンを、
今でもはっきりと覚えています。
窓ガラスが割れてしまった建物の開口部分、
その奥に広がる暗がりを見ていると、
初めてこの場を訪れた私でさえ、
胸が切なく締め付けられるような気がしました。
同じく陸前高田市、高く積み上げられた「がれき」です。
昨日のフォーラムでも、櫻井よしこ氏、細野豪志氏が、
この問題に対して互いの立場で熱く議論しておりましたが、
実際、かつて町の中心部だったであろう場所に、
このように途方もない「がれき」が
積み上げられているのを見ると、
本当に言葉にならない、茫然とするばかりでした。
今回、このように被災地を訪れて参りましたが、
正直、多くの方が犠牲になり、
未だに避難生活で大変な苦労をされている方が多くいる状況で、
私たちのような直接被害にあってはいない人間が、
一度この目で見たい、という理由だけで訪れることが、
興味本位と受け取られて、被災者の方々の感情を逆なではしないか、
非常に悩みましたが、
1年後の被災地の現状を目の当たりにして、
同じ日本人として出来ることは何か、すべきことは何か、
改めて考え直す機会を頂けたことに感謝しております。
午後からは、昨日と同じ会場において、
東日本大震災合同慰霊祭が執り行われました。
会頭 井川 直樹君 挨拶。
常に前向きでエネルギーに溢れている井川会頭ですが、
この大震災で犠牲になったJCメンバーのことなど、
悲痛な面持ちでこの1年を振り返る内容のお話をされました。
14:46 地震発生時刻に合わせ、黙祷。
政府主催の東日本大震災慰霊祭にご出席された、
天皇、皇后両陛下。
その様子が、中継でスクリーンに映し出されました。
まだ万全ではないお身体でありながら、
犠牲者の御霊に向けてお言葉をかけられるお姿を見て、
涙が溢れそうになるのを必死に堪えておりました。
ブログの最後は、会場に展示されておりました写真展から。
数ある作品の中で、私が一番心を打たれた作品です。
「花は場所を選べなくても、
そこで一生懸命花を咲かせる」
困難な状況の下、
一生懸命に生きようと頑張っている人たち。
その人たちの頑張りを支えるのは、
明るい豊かな社会の創造に向けて汗を流す、
私たち青年であるべきです。
ですが、一人では出来ることにも限りがあります。
私たち社団法人帯広青年会議所では、
一緒に活動する仲間を募集しております。
何かをしたい、でもどうしたらよいかわからない、
そのような志を持っている方がおりましたら、
是非、私たちと一緒に汗を流しましょう。
今回の東日本大震災で被害を受けられた皆様が、
一日も早く安心と笑顔の溢れる日常を取り戻すことが出来ますよう、
心よりお祈り申し上げます。
社団法人帯広青年会議所 LOM運営委員会
委員長の田中 雅人(たなか まさと)です。
昨日に引き続き、
復興創造フォーラム2012 2日目のレポートです。
いつもは、色に加えて「!」や「♪」など、
明るく楽しく、をモットーにブログを書いていますが、
今日は、少し控え目に始めたいと思います。
何故か。
今日は、3月11日。
そう、東日本大震災が発生した日です。
今日まで、メディアを通してしか
被災地の状況を知ることはありませんでした。
今回、縁あって盛岡まで来ましたので、
どうしても一度は被災地を自分の足で訪れ、
自分の目で現状を見るべきと考え、
岩手県の中でも津波で大きな被害を受けた、
陸前高田市、大船渡市、釜石市へと行って参りました。
こちらは、陸前高田市です。
メディアで何度も取り上げられているので、
ご存知の方も多いと思いますが、
岩手県立高田病院です。
多くの入院患者が屋上に避難し、
ヘリコプターで緊急搬送されるシーンを、
今でもはっきりと覚えています。
窓ガラスが割れてしまった建物の開口部分、
その奥に広がる暗がりを見ていると、
初めてこの場を訪れた私でさえ、
胸が切なく締め付けられるような気がしました。
同じく陸前高田市、高く積み上げられた「がれき」です。
昨日のフォーラムでも、櫻井よしこ氏、細野豪志氏が、
この問題に対して互いの立場で熱く議論しておりましたが、
実際、かつて町の中心部だったであろう場所に、
このように途方もない「がれき」が
積み上げられているのを見ると、
本当に言葉にならない、茫然とするばかりでした。
今回、このように被災地を訪れて参りましたが、
正直、多くの方が犠牲になり、
未だに避難生活で大変な苦労をされている方が多くいる状況で、
私たちのような直接被害にあってはいない人間が、
一度この目で見たい、という理由だけで訪れることが、
興味本位と受け取られて、被災者の方々の感情を逆なではしないか、
非常に悩みましたが、
1年後の被災地の現状を目の当たりにして、
同じ日本人として出来ることは何か、すべきことは何か、
改めて考え直す機会を頂けたことに感謝しております。
午後からは、昨日と同じ会場において、
東日本大震災合同慰霊祭が執り行われました。
会頭 井川 直樹君 挨拶。
常に前向きでエネルギーに溢れている井川会頭ですが、
この大震災で犠牲になったJCメンバーのことなど、
悲痛な面持ちでこの1年を振り返る内容のお話をされました。
14:46 地震発生時刻に合わせ、黙祷。
政府主催の東日本大震災慰霊祭にご出席された、
天皇、皇后両陛下。
その様子が、中継でスクリーンに映し出されました。
まだ万全ではないお身体でありながら、
犠牲者の御霊に向けてお言葉をかけられるお姿を見て、
涙が溢れそうになるのを必死に堪えておりました。
ブログの最後は、会場に展示されておりました写真展から。
数ある作品の中で、私が一番心を打たれた作品です。
「花は場所を選べなくても、
そこで一生懸命花を咲かせる」
困難な状況の下、
一生懸命に生きようと頑張っている人たち。
その人たちの頑張りを支えるのは、
明るい豊かな社会の創造に向けて汗を流す、
私たち青年であるべきです。
ですが、一人では出来ることにも限りがあります。
私たち社団法人帯広青年会議所では、
一緒に活動する仲間を募集しております。
何かをしたい、でもどうしたらよいかわからない、
そのような志を持っている方がおりましたら、
是非、私たちと一緒に汗を流しましょう。
今回の東日本大震災で被害を受けられた皆様が、
一日も早く安心と笑顔の溢れる日常を取り戻すことが出来ますよう、
心よりお祈り申し上げます。
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