2015年6月21日(日)
憎しみの連鎖
政治選挙×4
安全保障法案反対意見書の扱いをめぐって、本別町議会が意見書を否決したという記事を見た(十勝毎日新聞2015.6.20付け)。
しかし、慎重審議を求める意見書を可決した音更町でも、中身は賛成12に対し、反対7だったという。
さらに、帯広市は陳情不採択後、法案の徹底審議を求める意見書が提案される見通しとのことで、地方議会は混迷を極める状況だ。
憲法学者は集団的自衛権の行使容認の憲法解釈をめぐって、違憲との見解を表明している。
一見、反対を表明しているかのような民主党や維新の党も、集団的自衛権の行使そのもの自体については、賛成のようだ。
わたしは、戦争について考えるとき、いつも「憎しみの連鎖」という言葉を噛み締めることにしている。
古来から連綿と続く殺傷が、地域、国、世界を果てしのない戦争へと巻き込んでいく。
中東の紛争状態を伝えるテレビニュースでは、幼い子供達が、鉄砲を持たされて軍事教練に供させられる場面が流れている。
今、国会前では20代前後の若者が、安保法案改正に反対して、デモと集会を繰り広げている。香港では学生が民主化を求め、政府に対して抗議活動を続けている。
まともな若者達も大勢いるのだという妙な安心感に浸る。きっと、このような真摯で正義感あふれる青年達が、いつか世界の平和を築いてくれるのだと。
・・・・それを信じたい。
しかし、慎重審議を求める意見書を可決した音更町でも、中身は賛成12に対し、反対7だったという。
さらに、帯広市は陳情不採択後、法案の徹底審議を求める意見書が提案される見通しとのことで、地方議会は混迷を極める状況だ。
憲法学者は集団的自衛権の行使容認の憲法解釈をめぐって、違憲との見解を表明している。
一見、反対を表明しているかのような民主党や維新の党も、集団的自衛権の行使そのもの自体については、賛成のようだ。
わたしは、戦争について考えるとき、いつも「憎しみの連鎖」という言葉を噛み締めることにしている。
古来から連綿と続く殺傷が、地域、国、世界を果てしのない戦争へと巻き込んでいく。
中東の紛争状態を伝えるテレビニュースでは、幼い子供達が、鉄砲を持たされて軍事教練に供させられる場面が流れている。
今、国会前では20代前後の若者が、安保法案改正に反対して、デモと集会を繰り広げている。香港では学生が民主化を求め、政府に対して抗議活動を続けている。
まともな若者達も大勢いるのだという妙な安心感に浸る。きっと、このような真摯で正義感あふれる青年達が、いつか世界の平和を築いてくれるのだと。
・・・・それを信じたい。
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