講演・展示会・映画・取材(8)
2017年3月21日(火)
食育セミナーで講師 ガーデンスパ十勝川温泉
先日、親子対象の食育セミナーで、オフィスファームは講師をつとめさせていただきました。テーマは「芽と根の不思議」。講師はスタッフの藤森です。
場所は、昨年オープンした音更町の十勝川温泉にあるガーデンスパ十勝川温泉。外観も中にあるテナントもしゃれた店ばかりで、注目の観光スポットです。
これを機にオフィスファームは、本年こそ教育ファームや体験農業にも進出していきたいと思います。
場所は、昨年オープンした音更町の十勝川温泉にあるガーデンスパ十勝川温泉。外観も中にあるテナントもしゃれた店ばかりで、注目の観光スポットです。
これを機にオフィスファームは、本年こそ教育ファームや体験農業にも進出していきたいと思います。
2017年3月11日(土)
藤森あゆみが、セミナーの講師つとめます・・・ガーデンスパ十勝川温泉
オフィスファームのスタッフ、藤森あゆみが講師となって食育セミナーを開催します。
場所は、昨年オープンした音更町の十勝川温泉にあるガーデンスパ十勝川温泉です。
ここはスパ温泉はもちろん、いろんな飲食店やセレクトショップが立ち並ぶ観光拠点施設です。わたしたちの農園からも近いので、最近はよくランチで利用させてもらっています。
というわけで、3月19日日曜日の午前11時から、「芽と根の不思議」と題して親子対象に質問形式でお話しさせていただきます。
詳しくはコチラまで。
場所は、昨年オープンした音更町の十勝川温泉にあるガーデンスパ十勝川温泉です。
ここはスパ温泉はもちろん、いろんな飲食店やセレクトショップが立ち並ぶ観光拠点施設です。わたしたちの農園からも近いので、最近はよくランチで利用させてもらっています。
というわけで、3月19日日曜日の午前11時から、「芽と根の不思議」と題して親子対象に質問形式でお話しさせていただきます。
詳しくはコチラまで。
2016年10月15日(土)
帯広コンテンポラリーアート2016 グリンピア’82そしてデメーテル
帯広の森で開催中の、帯広コンテンポラリーアート2016「ヒト科 ヒト属 ヒト」を、秋の気配も感じながら、見学してきました。
森というよりはまだまだ原野の小道の脇には、ススキの穂がところどころに天高く、心地よい暖かい秋風に揺られています。
思えばこの地は、帯広市開拓100年の記念事業として、「グリンピア’82十勝博」が開かれた場所。
当時、自分は大学生で、所属研究室が環境土壌学研究室ということで、グリンピア会場で標本見本展示されていた土層断面模型を教授らとともに見学しに訪れたのですが、正直、この方面にはあまり興味がなく、会場のあちらこちらに設置されていた、シーソーとかの遊具に夢中になって乗って遊んだ記憶しかないのです。
時は変わって20年後。
2002年、とかち国際現代アート展『デメーテル』。会場は帯広競馬場。
今度は、わたしは仕事で、企画展の一つを担当することになったのです。協賛会社を募るのに相当苦労した覚えがあります。参加する芸術家は若いし、出品作品も野外現代アートということで、完成品もなし。なので、説明される側もチンプンカンプンの状態。協賛金を出して、自社になんのメリットがあるのか問われても、こちらとしては商売的な説得は全くできない。
しかし、地元内外から若いボランティアは集まってきました。その意味では、帯広に一時的ではあったにせよ、若い熱気による活気がみなぎったような。
そんなこんなで本番当日を迎えることはできましたが。関係各位の協力により、それなりの観客動員はできて、表面上は成功裡の内に閉幕できたような。
ただ、その熱気は続くことはありませんでした。
このデメーテルの遺産は、ただひとつ、JR帯広駅北側にそびえ立つ3本の人の手のモニュメントのみ、と私は思います。
そして、今回のコンテンポラリーアート。かつて、それぞれの形でデメーテルに関わった人達が細々と引き継いできたような。これも来年は終了してしまうのだとか。残念・・・。
自分はこういう野外アート展、好きです。なんか、かしこまらなくてもいいし、なんでもありという雰囲気が。
森というよりはまだまだ原野の小道の脇には、ススキの穂がところどころに天高く、心地よい暖かい秋風に揺られています。
思えばこの地は、帯広市開拓100年の記念事業として、「グリンピア’82十勝博」が開かれた場所。
当時、自分は大学生で、所属研究室が環境土壌学研究室ということで、グリンピア会場で標本見本展示されていた土層断面模型を教授らとともに見学しに訪れたのですが、正直、この方面にはあまり興味がなく、会場のあちらこちらに設置されていた、シーソーとかの遊具に夢中になって乗って遊んだ記憶しかないのです。
時は変わって20年後。
2002年、とかち国際現代アート展『デメーテル』。会場は帯広競馬場。
今度は、わたしは仕事で、企画展の一つを担当することになったのです。協賛会社を募るのに相当苦労した覚えがあります。参加する芸術家は若いし、出品作品も野外現代アートということで、完成品もなし。なので、説明される側もチンプンカンプンの状態。協賛金を出して、自社になんのメリットがあるのか問われても、こちらとしては商売的な説得は全くできない。
しかし、地元内外から若いボランティアは集まってきました。その意味では、帯広に一時的ではあったにせよ、若い熱気による活気がみなぎったような。
そんなこんなで本番当日を迎えることはできましたが。関係各位の協力により、それなりの観客動員はできて、表面上は成功裡の内に閉幕できたような。
ただ、その熱気は続くことはありませんでした。
このデメーテルの遺産は、ただひとつ、JR帯広駅北側にそびえ立つ3本の人の手のモニュメントのみ、と私は思います。
そして、今回のコンテンポラリーアート。かつて、それぞれの形でデメーテルに関わった人達が細々と引き継いできたような。これも来年は終了してしまうのだとか。残念・・・。
自分はこういう野外アート展、好きです。なんか、かしこまらなくてもいいし、なんでもありという雰囲気が。
2016年9月23日(金)
「幸せの経済学」真の豊かさとは?
「幸せの経済学」(発売元:ユナイテッドピープル)というビデオを見ました。
舞台はヒマラヤの小チベット、ラダック。
人々は、長らく農業と近隣の交易により、自立した経済自給圏を確立してきた。住民には活気が溢れていて、物質的な生活水準も高く、失業や飢餓という概念は持ち合わせていなかった・・・・・彼らは幸せだったのだ。
しかし、1970年代、ラダックは突如として近代化の波にのまれ、安い食料品や欧米の美化された広告が氾濫し、人々の生活は一変した。
消費社会にさらされたことで、彼らは自分たちの文化や生活が、劣っているのではないかという疑念が湧きはじめたのだ。そして、欧米の価値観を模倣し始めたのです。グローバリズムの始まりだ。より多くを消費し、より大量に生産しようと、マーケティングや広告で大企業が彼らを煽るのです。経済成長こそがすべてを救うのだと・・・・。
舞台は、アメリカのデトロイト市へ。
自動車産業が壊滅的に崩壊したデトロイトは、2013年7月18日、ミシガン州知事が、市の財政破綻を声明発表。すでに、住宅のほとんどが廃墟となり、市民の失業率も急上昇。
今、残った住民の間では、ローカルフードが、生活の再建をはかるキーワードとなっている。人々が去ってしまった空き地に野菜の種を播き、できた生産物は分け合うのだ。
もう自動車工場には頼ることはできないのだ。人々は支えあって今までの価値観を変えていくしかない。
この映画は問うています。と、わたしの感想ですが。
いわゆる先進国の人々の役目とは、消費文化の裏にある闇、すなわち社会問題や環境問題を伝えることに、あるのではないでしょうか。決して、土に向かって生きることが恥でもないし、かっこ悪いことではない。今こそ、経済活動の規模を地域化し、ローカル経済への転換を図ろう、・・・と。
アメリカのオバマ大統領は、半世紀以上も外交関係が断絶していたキューバと、国交正常化に向けた交渉を始めだしました。
もしかして、キューバも、ラダックと同じ運命を辿るでしょうか。すでに米食からパン食へと、戦後、農政転換させられた日本国のように。
舞台はヒマラヤの小チベット、ラダック。
人々は、長らく農業と近隣の交易により、自立した経済自給圏を確立してきた。住民には活気が溢れていて、物質的な生活水準も高く、失業や飢餓という概念は持ち合わせていなかった・・・・・彼らは幸せだったのだ。
しかし、1970年代、ラダックは突如として近代化の波にのまれ、安い食料品や欧米の美化された広告が氾濫し、人々の生活は一変した。
消費社会にさらされたことで、彼らは自分たちの文化や生活が、劣っているのではないかという疑念が湧きはじめたのだ。そして、欧米の価値観を模倣し始めたのです。グローバリズムの始まりだ。より多くを消費し、より大量に生産しようと、マーケティングや広告で大企業が彼らを煽るのです。経済成長こそがすべてを救うのだと・・・・。
舞台は、アメリカのデトロイト市へ。
自動車産業が壊滅的に崩壊したデトロイトは、2013年7月18日、ミシガン州知事が、市の財政破綻を声明発表。すでに、住宅のほとんどが廃墟となり、市民の失業率も急上昇。
今、残った住民の間では、ローカルフードが、生活の再建をはかるキーワードとなっている。人々が去ってしまった空き地に野菜の種を播き、できた生産物は分け合うのだ。
もう自動車工場には頼ることはできないのだ。人々は支えあって今までの価値観を変えていくしかない。
この映画は問うています。と、わたしの感想ですが。
いわゆる先進国の人々の役目とは、消費文化の裏にある闇、すなわち社会問題や環境問題を伝えることに、あるのではないでしょうか。決して、土に向かって生きることが恥でもないし、かっこ悪いことではない。今こそ、経済活動の規模を地域化し、ローカル経済への転換を図ろう、・・・と。
アメリカのオバマ大統領は、半世紀以上も外交関係が断絶していたキューバと、国交正常化に向けた交渉を始めだしました。
もしかして、キューバも、ラダックと同じ運命を辿るでしょうか。すでに米食からパン食へと、戦後、農政転換させられた日本国のように。
2016年8月9日(火)
施設園芸・植物工場展 / 最新の農業技術を目の当たりにして
国際展示場(通称ビッグサイト)で開催された施設園芸・植物工場展に参加しました。
わたしの目的は、ハウス内の温度と湿度を自動で計測するコンピュータシステムを見学することでした。1セットで約10万円ほど、高いのか安いのか、自宅にいながらハウス内環境をスマホで見れるというのは、画期的なのではないでしょうか。
とかく、農業技術は経験と勘に頼るというのが通説であって、実際、自分が農業をやりだして、その通りだとも実感もしていますが。
会場では、最新の機器はもちろん、野菜の新品種も実際に並べられていて、新しもの好きなわたしには刺激的な1日でした。
わたしの目的は、ハウス内の温度と湿度を自動で計測するコンピュータシステムを見学することでした。1セットで約10万円ほど、高いのか安いのか、自宅にいながらハウス内環境をスマホで見れるというのは、画期的なのではないでしょうか。
とかく、農業技術は経験と勘に頼るというのが通説であって、実際、自分が農業をやりだして、その通りだとも実感もしていますが。
会場では、最新の機器はもちろん、野菜の新品種も実際に並べられていて、新しもの好きなわたしには刺激的な1日でした。
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