トラクター(11)
2012年7月3日(火)
クラシックトラクター発見の旅 ---06---
トラクター×11
十勝音更町きのっこファーマーズにて
TB-20
日本製、1964年頃の生産
通称、鉄仮面とか仮面ライダーとか言われていて、バッタ(昆虫)のような風貌です。日本製でもこのような洒落たデザインができたのかと思ったら、西ドイツのポルシェのトラクターをモデルしたよう、なるほど。
20馬力程度しかないのですが、農家の人が懐かしがるのを見ると、ここ十勝でも結構普及していたと思われます。
実は、コレ、わたしの所有物でここに飾らして頂いてます。この場所は、直売所でそんでもってガーデニンググッズを扱う店なので、雰囲気もぴったりとおもうのですが。
TB-20
日本製、1964年頃の生産
通称、鉄仮面とか仮面ライダーとか言われていて、バッタ(昆虫)のような風貌です。日本製でもこのような洒落たデザインができたのかと思ったら、西ドイツのポルシェのトラクターをモデルしたよう、なるほど。
20馬力程度しかないのですが、農家の人が懐かしがるのを見ると、ここ十勝でも結構普及していたと思われます。
実は、コレ、わたしの所有物でここに飾らして頂いてます。この場所は、直売所でそんでもってガーデニンググッズを扱う店なので、雰囲気もぴったりとおもうのですが。
2012年6月28日(木)
クラシックトラクター発見の旅 ---05----
トラクター×11
十勝池田町ハッピネスデーリイにて
フォード3000
アメリカ製、1976年頃の生産。
大規模畑酪地帯のここ十勝においても、この機種は今も数多くが現役で活躍しています。この馬力クラスのトラクターはいろいろと乗ってみましたが、一番、自分としては運転し易く、かといって非力でもなく、多くの農家から支持されているのも納得できます。
クラシックというよりオールドという感じでしょうか。フロントマスクが同じ青いトラクターのフォードデキスターと比べると、四角ばっていて無骨なイメージです。
このトラクターがディスプレイされているハッピネスデイリーの社長とお話しできる機会がありました。早くから農業を加工生産や観光業としての付加価値を見い出した先見性のあるオーナーです。店内はガラス越しに自家製のアイスクリームの製造工程を見ることができ、その味は絶品です。
この店の周囲にも羊牧場やコテージのある宿泊施設が点在していて、もちろん十勝ワインで有名なワイン城もあってワインの試飲ができたりと、一日いても飽きません。
フォード3000
アメリカ製、1976年頃の生産。
大規模畑酪地帯のここ十勝においても、この機種は今も数多くが現役で活躍しています。この馬力クラスのトラクターはいろいろと乗ってみましたが、一番、自分としては運転し易く、かといって非力でもなく、多くの農家から支持されているのも納得できます。
クラシックというよりオールドという感じでしょうか。フロントマスクが同じ青いトラクターのフォードデキスターと比べると、四角ばっていて無骨なイメージです。
このトラクターがディスプレイされているハッピネスデイリーの社長とお話しできる機会がありました。早くから農業を加工生産や観光業としての付加価値を見い出した先見性のあるオーナーです。店内はガラス越しに自家製のアイスクリームの製造工程を見ることができ、その味は絶品です。
この店の周囲にも羊牧場やコテージのある宿泊施設が点在していて、もちろん十勝ワインで有名なワイン城もあってワインの試飲ができたりと、一日いても飽きません。
2010年2月11日(木)
クラシックトラクター発見の旅 ---04----
トラクター×11
清水町にて
フォードソンデキスター
アメリカ製、1958年頃の生産。
ガーデニング好きな方なら一度は行ったことがあると思いますが、上富良野町にあるファーム富田内のふらのメロン直売所の芝生に飾ってあるあの青いトラクターがそれです。ただ、十勝ではまだ現役で働いているのもあり、意外に目新しくないかも。
エンジンの掛け方が独特でエンジンキーをスイッチに入れて、右手のハンドルバーを押し下げる操作方法を採用していて、最初は戸惑います。
ただ、この写真のデキスターは、所有者である農家の方が、あくまで趣味として、ぴっかぴっかに塗装し直して倉庫の中に大事にしまっています。聞いたところ、題名は忘れたけれどもスクリーンにも登場したことがあるそうで、ぜひその映画を見てみたいものです。
十勝では同じ青色のフォード3000というトラクターをそこかしこで見かけますが、これに比べるとデキスターは馬力数が36馬力くらいしかなく、この非力差が今ひとつ普及しなかった原因なのかなと思います。
ところで、この写真のデキスターを5月にお披露目する機会が訪れるかも知れません。現在交渉中ですが、今年で9回目になる「ラリー北海道」が5月21日から23日に帯広で開かれるのですが、この会場の一角にクラシックトラクターコーナーを設けてもらい、マニアが所有しているヴィンテージトラクターを展示してもらう予定です。試乗体験もできたらと考えてますので、興味のある方はおいでください。
今年は、十勝でも4年に一度のメーカー主導の大型農業機械を集めた展示会がありますが、こんな小さなトラクター達が今の大型農業を支えてきた側面も知ってもらえたら幸いです。
フォードソンデキスター
アメリカ製、1958年頃の生産。
ガーデニング好きな方なら一度は行ったことがあると思いますが、上富良野町にあるファーム富田内のふらのメロン直売所の芝生に飾ってあるあの青いトラクターがそれです。ただ、十勝ではまだ現役で働いているのもあり、意外に目新しくないかも。
エンジンの掛け方が独特でエンジンキーをスイッチに入れて、右手のハンドルバーを押し下げる操作方法を採用していて、最初は戸惑います。
ただ、この写真のデキスターは、所有者である農家の方が、あくまで趣味として、ぴっかぴっかに塗装し直して倉庫の中に大事にしまっています。聞いたところ、題名は忘れたけれどもスクリーンにも登場したことがあるそうで、ぜひその映画を見てみたいものです。
十勝では同じ青色のフォード3000というトラクターをそこかしこで見かけますが、これに比べるとデキスターは馬力数が36馬力くらいしかなく、この非力差が今ひとつ普及しなかった原因なのかなと思います。
ところで、この写真のデキスターを5月にお披露目する機会が訪れるかも知れません。現在交渉中ですが、今年で9回目になる「ラリー北海道」が5月21日から23日に帯広で開かれるのですが、この会場の一角にクラシックトラクターコーナーを設けてもらい、マニアが所有しているヴィンテージトラクターを展示してもらう予定です。試乗体験もできたらと考えてますので、興味のある方はおいでください。
今年は、十勝でも4年に一度のメーカー主導の大型農業機械を集めた展示会がありますが、こんな小さなトラクター達が今の大型農業を支えてきた側面も知ってもらえたら幸いです。
2007年11月28日(水)
クラシックトラクター発見の旅 ---03----
トラクター×11
浦臼町にて
ランツブルドック
ドイツ製、1953年頃の生産。
名前の通り質実剛健なスタイルです。そうして車体自体もいかにもドイツらしいというか分厚い鉄板でできており、トラクターというより戦車です。
もしかすると、戦車がモデルだったのかも知れません。
所有者曰く、ほとんど日本では出回っていなく、稀少価値があるとのこと。
わたしの夢はこんな昔のビンテージもののトラクターを、一同に会してのイベントをやりたい。なんでも信州ではジョンディアのトラクターを集めた収穫祝いを兼ねた感謝祭があるそうな。
十勝でも4年に一度のメーカー主導の大型農業機械を集めた展示会がありますが、こんな小さなイベントも楽しいと思うけど。
アメリカやヨーロッパでは、クラシックトラクター収集家のマニアックなショーが毎週開かれているそうです。
そんな文化が日本にも根付いたら、もっともっと農業も一般の人に身近になると思うのですけど。
ランツブルドック
ドイツ製、1953年頃の生産。
名前の通り質実剛健なスタイルです。そうして車体自体もいかにもドイツらしいというか分厚い鉄板でできており、トラクターというより戦車です。
もしかすると、戦車がモデルだったのかも知れません。
所有者曰く、ほとんど日本では出回っていなく、稀少価値があるとのこと。
わたしの夢はこんな昔のビンテージもののトラクターを、一同に会してのイベントをやりたい。なんでも信州ではジョンディアのトラクターを集めた収穫祝いを兼ねた感謝祭があるそうな。
十勝でも4年に一度のメーカー主導の大型農業機械を集めた展示会がありますが、こんな小さなイベントも楽しいと思うけど。
アメリカやヨーロッパでは、クラシックトラクター収集家のマニアックなショーが毎週開かれているそうです。
そんな文化が日本にも根付いたら、もっともっと農業も一般の人に身近になると思うのですけど。