こだわりの店(7)
2013年8月13日(火)
こだわりの店を巡る旅 その1
こだわりの店×7
東京にある「六本木農園」というレストランに行ってきました。
入口には耕運機が飾られ、ガラス温室が辺りの建物を圧倒しています。
なんでも、全国の農家から野菜を仕入れ、しかも生産者が店内で客に対して直にPRするということみたいです。
中に入って食事しようと思ったのですが、外に立てかけられていたメニュー看板の価格を見て、思わず後ずさりです。
というより、そもそも開店前でした。
私自身、産直を手がけていることもあって、とても気になる店のひとつ。生産者と流通、消費の関わり方が自分のテーマだからです。ガンバレ。
でも、この店のアプローチといい、ネーミングといい、そしてメニューは野菜がメイン。帯広にある某レストランと微妙に重なるのは何故なのでしょう。
それにしても、写真には写ってませんが、この店の露地をはさんだ向かいはお墓でした。さすが、大都会東京です。このアンバランスさがこの店最大の売りなのかも知れません。ゴメンナサイ。
入口には耕運機が飾られ、ガラス温室が辺りの建物を圧倒しています。
なんでも、全国の農家から野菜を仕入れ、しかも生産者が店内で客に対して直にPRするということみたいです。
中に入って食事しようと思ったのですが、外に立てかけられていたメニュー看板の価格を見て、思わず後ずさりです。
というより、そもそも開店前でした。
私自身、産直を手がけていることもあって、とても気になる店のひとつ。生産者と流通、消費の関わり方が自分のテーマだからです。ガンバレ。
でも、この店のアプローチといい、ネーミングといい、そしてメニューは野菜がメイン。帯広にある某レストランと微妙に重なるのは何故なのでしょう。
それにしても、写真には写ってませんが、この店の露地をはさんだ向かいはお墓でした。さすが、大都会東京です。このアンバランスさがこの店最大の売りなのかも知れません。ゴメンナサイ。
2008年9月9日(火)
本屋と新聞社
こだわりの店×7
この前、新聞の広告に掲載された本を買いたくなって、本屋さんに行きました。
しかし、なかなか見つからず、あきらめて帰ってきてしまいました。本当は、その場で、店員さんに聞けばよかったのでしょうが。自分としては、ちょっと恥ずかしめの分野の指南書だったので、尋ねる勇気がわきませんでした。
しかし、わりかし売れ行き筋の類だし、マンガも挿入しているということなので、マイナー本というもんでもなかったような気がするのですが。
以前、ある本屋さんで、新聞に紹介された本ということで、その切り抜きを貼ったコーナーをやっていた時期があって、当時、新聞社に勤めていた私としては、うれしかったりもしました。
でも、労力と手間の関係なのか、いつのまにか途絶え気味のようです。
私の理想としては、新聞の広告に限らず、書評欄で紹介された囲みの片隅でよいので、どこかの本屋さんと連携して、QRコードみたいのを附してもらえれば、書名を本屋さんに告げないで、在庫があるのかどうかわかるので助かります。
ある本屋さんのトイレの壁には、本日だか今週のおススメ本の紹介と、しかもそれがどのコーナーに陳列されているか、イラストマップ入りで張り出されていますが、これもなかなかグッドだと思います。
また、いつだかある本屋の社長に(今はある部分では当たり前になってしまいましたが)私がアメリカで見た、売り場面積の3分の1くらいのスペースに(立ち読みコーナーではなく)買ってもいない本持ち込み可の喫茶コーナーを併設していて、お客さんは満員でしたよと話したら、「でも、日本人はマナーが悪くて、そんなことしたらコーヒーを本にこぼしたまま平気で書架に戻して、大変にことになっちゃうよ」と、嘆き交じりに話してたのを思い出しました。
私だったら、そこまで持ち込んで汚くして読んだとしたら、絶対その本を買って帰るけどな。
本を買う人が年々減っているとのことです。インターネットで即注文できる時代です。本屋さんでペラペラとページをめくり、今買うかそれとももうちょっと待つか、財布との相談もありますし。あのワクワク感は、少年時代、好きだった動物図鑑を、お年玉やお小遣いを想定して買えるかどうかと悩んでいた自分と、すっかりひねくれた大人になってしまった今の自分と、それだけは変わらないようです。
そこに本があるという本屋さんならではの存在意義は、アイデア次第でもっともっと増すはずです。
その社長はこうも言ってました。「新聞社はもっともっと地域に密着した売れる本を作って欲しい。それが地方で生き延びていく小さな本屋の差別化にもなるのだから」と。
ぜひ、新聞社の出版部の皆様、採算度外視で一千部発行目標のここでしか売れない本の出版と、本屋さんおススメ本の紹介コーナーをもっと設けるとかして、本屋さんを盛り立ててください。本屋さんの本が増えないと、あまりインターネットに詳しくない私としては、欲しい本を見つけることができません。
しかし、なかなか見つからず、あきらめて帰ってきてしまいました。本当は、その場で、店員さんに聞けばよかったのでしょうが。自分としては、ちょっと恥ずかしめの分野の指南書だったので、尋ねる勇気がわきませんでした。
しかし、わりかし売れ行き筋の類だし、マンガも挿入しているということなので、マイナー本というもんでもなかったような気がするのですが。
以前、ある本屋さんで、新聞に紹介された本ということで、その切り抜きを貼ったコーナーをやっていた時期があって、当時、新聞社に勤めていた私としては、うれしかったりもしました。
でも、労力と手間の関係なのか、いつのまにか途絶え気味のようです。
私の理想としては、新聞の広告に限らず、書評欄で紹介された囲みの片隅でよいので、どこかの本屋さんと連携して、QRコードみたいのを附してもらえれば、書名を本屋さんに告げないで、在庫があるのかどうかわかるので助かります。
ある本屋さんのトイレの壁には、本日だか今週のおススメ本の紹介と、しかもそれがどのコーナーに陳列されているか、イラストマップ入りで張り出されていますが、これもなかなかグッドだと思います。
また、いつだかある本屋の社長に(今はある部分では当たり前になってしまいましたが)私がアメリカで見た、売り場面積の3分の1くらいのスペースに(立ち読みコーナーではなく)買ってもいない本持ち込み可の喫茶コーナーを併設していて、お客さんは満員でしたよと話したら、「でも、日本人はマナーが悪くて、そんなことしたらコーヒーを本にこぼしたまま平気で書架に戻して、大変にことになっちゃうよ」と、嘆き交じりに話してたのを思い出しました。
私だったら、そこまで持ち込んで汚くして読んだとしたら、絶対その本を買って帰るけどな。
本を買う人が年々減っているとのことです。インターネットで即注文できる時代です。本屋さんでペラペラとページをめくり、今買うかそれとももうちょっと待つか、財布との相談もありますし。あのワクワク感は、少年時代、好きだった動物図鑑を、お年玉やお小遣いを想定して買えるかどうかと悩んでいた自分と、すっかりひねくれた大人になってしまった今の自分と、それだけは変わらないようです。
そこに本があるという本屋さんならではの存在意義は、アイデア次第でもっともっと増すはずです。
その社長はこうも言ってました。「新聞社はもっともっと地域に密着した売れる本を作って欲しい。それが地方で生き延びていく小さな本屋の差別化にもなるのだから」と。
ぜひ、新聞社の出版部の皆様、採算度外視で一千部発行目標のここでしか売れない本の出版と、本屋さんおススメ本の紹介コーナーをもっと設けるとかして、本屋さんを盛り立ててください。本屋さんの本が増えないと、あまりインターネットに詳しくない私としては、欲しい本を見つけることができません。
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