2016年3月9日(水)
カボチャの干し野菜に挑戦
農産物加工×4
somaです。
今日は、昨年秋に収穫して、ずっと貯蔵していた白い坊ちゃんというミニサイズのカボチャを干し野菜にしてみました。
この品種は年明けまで保存できますが、3月に入ってまで貯蔵できるとは少々予定外でした。さすがに腐ったりカビが生えたりしてきたので、保存もそろそろ限界のようです。
で、切り方です。今回は、ののじかぼーちょうという包丁を試してみました。
カボチャの果皮はとても硬いのですが、この包丁は小回りで力点が高く設計されていて、ザクザクという感じで小気味よく切れていきます。
これを、干し網に入れて天日で4、5日間、乾燥させれば完成の予定です。
生のまま召し上がりたい方は、音更町木野にある直売所の「きのっ子ファーマーズ」で陳列させていただいておりますので。ちなみに1個70円で販売しています。
今日は、昨年秋に収穫して、ずっと貯蔵していた白い坊ちゃんというミニサイズのカボチャを干し野菜にしてみました。
この品種は年明けまで保存できますが、3月に入ってまで貯蔵できるとは少々予定外でした。さすがに腐ったりカビが生えたりしてきたので、保存もそろそろ限界のようです。
で、切り方です。今回は、ののじかぼーちょうという包丁を試してみました。
カボチャの果皮はとても硬いのですが、この包丁は小回りで力点が高く設計されていて、ザクザクという感じで小気味よく切れていきます。
これを、干し網に入れて天日で4、5日間、乾燥させれば完成の予定です。
生のまま召し上がりたい方は、音更町木野にある直売所の「きのっ子ファーマーズ」で陳列させていただいておりますので。ちなみに1個70円で販売しています。
2016年3月5日(土)
ランドアップの功罪 ----販売者からの視点----
somaです。
昨日、とかちプラザで上映された、遺伝子組み換え作物と、ホームセンターでも家庭用除草剤としてよく見るランドアップ剤開発で有名な、アメリカのモンサント社を話題にした映画を観に行きました。
昔、農協でこの除草剤ランドアップを農家に売りまくっていた部署に勤務していたわたしとしては、複雑な思いを抱かざるを得ませんでした。
農作業で忙しい農家にとって、敷地周りの除草はなるべく手間をかけたくなく、また牧草地に生えるエゾノギシギシという一度生えると根が大根のように固まりとなって、とても手作業では抜けなくなるなど、そんなときにこの除草剤は大活躍します。
農薬卸会社から提供される宣伝ポスターを店頭に張り、オウム返しのように除草剤と言えば、ランドアップと連呼していた記憶があります。
そのうち、一発で死ねるという噂が有名になりすぎて農家の農薬保管庫からこれを盗む輩が頻発し、度重なる自殺者により、その主要成分であるグリホサートをおぼろげな記憶ですが、50%くらいだったものを30%まで落として販売されるようになりました。名称もタッチダウンとかポラリスとか、販売会社によって違う名前に変えたりして。
当時の私は、効き目がなくなってきたという農家組合員に対して、説明書にある最高希釈率まで上げて散布するよう営業していたような気がします。それによって、より販売高を上げるという邪な考えも全くなかったとはいえません。
当時のふれこみは確か生分解性で、ほとんど残留性がない安全な除草剤というはずでしたが。
映画の中ではわずか2%のみという。
衝撃です。
自分は何の根拠も確認せず嘘を言って農家を騙していたのでしょうか?
自責の念がふつふつと沸き起こっています。
昨日、とかちプラザで上映された、遺伝子組み換え作物と、ホームセンターでも家庭用除草剤としてよく見るランドアップ剤開発で有名な、アメリカのモンサント社を話題にした映画を観に行きました。
昔、農協でこの除草剤ランドアップを農家に売りまくっていた部署に勤務していたわたしとしては、複雑な思いを抱かざるを得ませんでした。
農作業で忙しい農家にとって、敷地周りの除草はなるべく手間をかけたくなく、また牧草地に生えるエゾノギシギシという一度生えると根が大根のように固まりとなって、とても手作業では抜けなくなるなど、そんなときにこの除草剤は大活躍します。
農薬卸会社から提供される宣伝ポスターを店頭に張り、オウム返しのように除草剤と言えば、ランドアップと連呼していた記憶があります。
そのうち、一発で死ねるという噂が有名になりすぎて農家の農薬保管庫からこれを盗む輩が頻発し、度重なる自殺者により、その主要成分であるグリホサートをおぼろげな記憶ですが、50%くらいだったものを30%まで落として販売されるようになりました。名称もタッチダウンとかポラリスとか、販売会社によって違う名前に変えたりして。
当時の私は、効き目がなくなってきたという農家組合員に対して、説明書にある最高希釈率まで上げて散布するよう営業していたような気がします。それによって、より販売高を上げるという邪な考えも全くなかったとはいえません。
当時のふれこみは確か生分解性で、ほとんど残留性がない安全な除草剤というはずでしたが。
映画の中ではわずか2%のみという。
衝撃です。
自分は何の根拠も確認せず嘘を言って農家を騙していたのでしょうか?
自責の念がふつふつと沸き起こっています。