東北関東大震災では連日のように増えていく犠牲者数に胸が締め付けられる思いをしています。
中には、家族や隣人、そして友人や同僚を助けようとして犠牲になられた方々も数多くいらっしゃると聞くと、本当に心が痛みます。
そんななか、過日、音鑑事務局に会員の方から大きなビニール袋が届けられました。中身はコツコツ貯めた１円玉、５円玉、１０円玉で、片手では持ち上げられないほどの数。
件の会員さんは先日の例会でも１万円の救援募金を寄せてくれましたが、その後もテレビなどの報道に接し、いても立っても居られないとの思いから再度寄せてくれたものです。
その額３，１６０円、コイン数は８００枚ほどでした。
この救援募金は届けてくれた会員さんの計りきれないほどの思いが詰まっていると思うと、受取った私も本当に胸が熱くなりました。
地震と津波、そして原発事故の三重苦に見舞われた被災地の皆さんが、この会員さんの思いを胸に、一日も早く故郷再建の日を迎えることが出来るよう心から願っています。