2008年10月12日(日)
実際には・・・
どれだけのモンスターペアレントがいるというのだろうか?
今日は、マスコミや大げさに取り上げられたドラマのせいで私たち子を持つ親が、正直子どものことで聞きたいことも聞けずに我慢している場合が多いということを話したい。
先日、PTAのPのあつまりのでの話である。
子どもを通じてクラスのこと、担任教師のことを聞く私たち親は、大抵の場合「今日こんなことがあったよ!」という子どもの話を「うん、うん」と笑いながら聞いているわけだが、どうも最近「うん、うん」と笑いながらばかり聞いていられないことが多いと言うのだ。
「今日はほとんど、自習ばかりだったよ!なんか、先生、今日はやらなければならないことがたくさんあるから、自習してなさい。と言ってほとんど教室にいなかったよ。」なんてことを聞くと親としては、「先生のやるべきことは子どもに授業を行い、子ども達を指導することであって、それ以上にやらなければならないこととは、何ですか?」と尋ねたいというのだ。
また、あるいは「今日、うちの子が○○ちゃんと喧嘩してクラスの女子達も入ってきたものだから、すごいことになったらしいけどそこで出てきた先生が、二人を呼んで二人の話をじっくり聞いて指導してくれたのかと思ったら、二人で納得いくまで話し合いなさい!と、二人だけを残して教室を出て行ったと言うのよ(@@)」と言う話。「それから、どうしたの?」と聞くと「先生が来るまでの間、二人とも何も話せず黙ったままでいたのに、30分後くらいに先生が来て、仲直りしたかい?ちょっとしたお互いの誤解で喧嘩しただけだろうから、これからはきちんと自分の考えを相手に伝えようね。」と、それで終わってしまったというのだ!
これでは、教師が生徒を指導したとは言えないのではないか??と・・・。
じゃあ、そんな疑問を、あるいは不満を、教師に伝えたらは?と言うと、皆口をそろえて、そんなことをいちいち言いに言ったら、「モンスターペアレント」に間違えられるから、言えないわよ!というのだ。
困ったものだ・・・確かに以前、私も「学校や教師と対立的な関係ではなく、学校に協力し仲良くやっていこう!モンスターペアレントと呼ばれぬように・・・云々」と内容のことをブログに書き込んだことはある。
でも、子どもを通じて感じたことや親としての意見や要望を教師に伝えたからと言って「モンスターペアレント」呼ばわりされるわけではないし、もし、そうしたことで教師に「モンスターペアレント的行為」と受け取られたら、とても心外である。
実際、私たち親は、教師よりもむしろ立場が弱いはずである。それは、可愛い我が子を人質!?に取られているからだ。
たとえ、どんな教師でも我が子の担任になった先生に我が子が嫌われることを望む親などいない!
だから、親たちは子どもを通じて感じた思いや意見を我慢している場合が多いのだ。
それでいいのだろうか?そうやって、親が我慢し続けて1年、2年と子どもの貴重な成長期を担任教師だけに預けておいて本当にいいのだろうか?
「子どもを育てる」のは確かに親の責任だが、親が教えられないたくさんのことを学ばせるために子ども達は学校に通っている。私たち親は、当然そんな学校に感謝し、サポートしていく立場にある。しかし、学校が、教師が、本当にその役割を果たしていないときには、やはり親は黙って見過ごすわけにはいかない。
だから、PTAという言葉が生まれたはずなのだ。
「モンスターペアレント」と呼ばれるわけのわからない注文?を学校や教師に押しつけてくる親は確かに存在するかもしれない。しかし、そんな一握りの親ばかりを見るのではなく、学校と一緒に、先生達と一緒に子どもを育てていきたいと考えている親も多いことを、私は知ってもらいたい。
「良い学校は、教師と保護者の仲が良い。荒れている学校は、教師と保護者が仲が悪い!」もう、ずいぶん昔に私の恩師が聞かせてくれた言葉だ。その学校をよくするも、悪くするも、それは子どものせいではない。親と教師が一つになって同じ思いで子ども達を育んでいかなければ決して良い学校にはなり得ないだろう。
BY サビタ
今日は、マスコミや大げさに取り上げられたドラマのせいで私たち子を持つ親が、正直子どものことで聞きたいことも聞けずに我慢している場合が多いということを話したい。
先日、PTAのPのあつまりのでの話である。
子どもを通じてクラスのこと、担任教師のことを聞く私たち親は、大抵の場合「今日こんなことがあったよ!」という子どもの話を「うん、うん」と笑いながら聞いているわけだが、どうも最近「うん、うん」と笑いながらばかり聞いていられないことが多いと言うのだ。
「今日はほとんど、自習ばかりだったよ!なんか、先生、今日はやらなければならないことがたくさんあるから、自習してなさい。と言ってほとんど教室にいなかったよ。」なんてことを聞くと親としては、「先生のやるべきことは子どもに授業を行い、子ども達を指導することであって、それ以上にやらなければならないこととは、何ですか?」と尋ねたいというのだ。
また、あるいは「今日、うちの子が○○ちゃんと喧嘩してクラスの女子達も入ってきたものだから、すごいことになったらしいけどそこで出てきた先生が、二人を呼んで二人の話をじっくり聞いて指導してくれたのかと思ったら、二人で納得いくまで話し合いなさい!と、二人だけを残して教室を出て行ったと言うのよ(@@)」と言う話。「それから、どうしたの?」と聞くと「先生が来るまでの間、二人とも何も話せず黙ったままでいたのに、30分後くらいに先生が来て、仲直りしたかい?ちょっとしたお互いの誤解で喧嘩しただけだろうから、これからはきちんと自分の考えを相手に伝えようね。」と、それで終わってしまったというのだ!
これでは、教師が生徒を指導したとは言えないのではないか??と・・・。
じゃあ、そんな疑問を、あるいは不満を、教師に伝えたらは?と言うと、皆口をそろえて、そんなことをいちいち言いに言ったら、「モンスターペアレント」に間違えられるから、言えないわよ!というのだ。
困ったものだ・・・確かに以前、私も「学校や教師と対立的な関係ではなく、学校に協力し仲良くやっていこう!モンスターペアレントと呼ばれぬように・・・云々」と内容のことをブログに書き込んだことはある。
でも、子どもを通じて感じたことや親としての意見や要望を教師に伝えたからと言って「モンスターペアレント」呼ばわりされるわけではないし、もし、そうしたことで教師に「モンスターペアレント的行為」と受け取られたら、とても心外である。
実際、私たち親は、教師よりもむしろ立場が弱いはずである。それは、可愛い我が子を人質!?に取られているからだ。
たとえ、どんな教師でも我が子の担任になった先生に我が子が嫌われることを望む親などいない!
だから、親たちは子どもを通じて感じた思いや意見を我慢している場合が多いのだ。
それでいいのだろうか?そうやって、親が我慢し続けて1年、2年と子どもの貴重な成長期を担任教師だけに預けておいて本当にいいのだろうか?
「子どもを育てる」のは確かに親の責任だが、親が教えられないたくさんのことを学ばせるために子ども達は学校に通っている。私たち親は、当然そんな学校に感謝し、サポートしていく立場にある。しかし、学校が、教師が、本当にその役割を果たしていないときには、やはり親は黙って見過ごすわけにはいかない。
だから、PTAという言葉が生まれたはずなのだ。
「モンスターペアレント」と呼ばれるわけのわからない注文?を学校や教師に押しつけてくる親は確かに存在するかもしれない。しかし、そんな一握りの親ばかりを見るのではなく、学校と一緒に、先生達と一緒に子どもを育てていきたいと考えている親も多いことを、私は知ってもらいたい。
「良い学校は、教師と保護者の仲が良い。荒れている学校は、教師と保護者が仲が悪い!」もう、ずいぶん昔に私の恩師が聞かせてくれた言葉だ。その学校をよくするも、悪くするも、それは子どものせいではない。親と教師が一つになって同じ思いで子ども達を育んでいかなければ決して良い学校にはなり得ないだろう。
BY サビタ
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