ご存知ですか？
そもそも「共同保育所」って・・・
子どもを預かってもらう親たちが園の経営者と共同出資して運営していく保育園です。一般の方達はあまりご存知ないかもしれません。共同出資ならば、子どもを預ける親たちで何とか運営していくしかありません。しかし、お金のない親たちは十分な出資などできるはずがありません。

共同保育所は、9時から5時までと、きちんと時間の決まったお勤めをされている親たちには、あまり必要性のない保育所かもしれません。でも・・・小さな子どもを抱えながら、シフト制の工場や、飲食店、介護の仕事などをされている親たちにとって24時間いつでも預かってもらえ、土曜日曜関係なく預かってもらえるこんな保育所が唯一の頼りなのです。

「チャイルドちー」はそんな親たちのために、この14年間値上げもせず、赤字経営のまま頑張ってきました。国からも、道からも、もちろん市からも一切の補助を受けていません。
認可外保育園だからです。
だったら、何故、赤字経営になる前に値上げをしなかったか？？とそういうあなたは、役所の職員さんと同じですよ！

だって、それができるなら苦労しない。そういう保育所を頼って働いている親たちのことを考えてください。
世の中、午前9時から午後5時までの規則正しいお仕事についている方はどのくらいいるのでしょうか？？

父子家庭、母子家庭だってあります。祖父母がが近くにいない家庭だってあるのです。
一人親でも一生懸命子育てしながら、働いている人たちがいるのです。
そんな親子の頼りとなっていた「チャイルドちー」が、これ以上頑張れないと来春閉園しようと決めました。
ところが、そこに子どもたちを預けている親たちが、この保育所に代わる保育所が他にないため、途方にくれています。

本当に、補助金どこからも出せないのでしょうか？
本当に、この保育所を助けてあげることできないのでしょうか？帯広市は、「子ども未来プラン」なるものを計画し、子育てしやすい街づくり、将来の担い手となる子どもたちを地域の皆で育てよう！と謳ってます。

帯広市の宝となる子どもたちを、帯広市全体で育てたっていいんじゃないですか？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　サビタ