昨日、札幌ドームでダルビッシュ有が、今まで自分を応援してくれたファンに向けて会見した。
ダルビッシュは、今まで支えてくれたファンに一番初めに自分の気持ちを伝えたいと、最後のファンサービスの意味も込めて、会見をしたわけだが、今回の彼はとても頼もしく、とても大きく見えた。まだ、２０代半ばの若者なのに・・・だ！！
彼は、今の日本の球界を飛び出して、これから自分の力を試したいと言う。このままでは、自分のモチベーションが下がり、自分がだめになってしまうと判断したらしい。
若者らしい考えだ。これだけなら、今まで何人も渡米したプロ野球選手同様なのだが、私が心打たれたのは「今の日本の野球界はアメリカでは下に見られている。そうではないことを自分が示したい。」とはっきりとファンの前で公言したことだ。そして、最後に「ダルビッシュ有は、世界で一番のピッチャーだ！と言われるように頑張りたい。」と言って去った。
なんと、頼もしい若者か！！もちろん、彼の思うようにアメリカで彼の力が通用するかどうかは未知である。
しかし、昨日の彼を見ると、なんだかやってくれそうな気がするのだ。

彼に学んでほしいのは、政治家たちだ！
昨日からの国会を見ても、興ざめするばかりである。彼らがいくら口を開いても、少しも彼らを信用する気にもならないし、私たちの国をなんとかしてくれるのではないかという期待もできない・・・彼らは、国民を全く無視しているし、私たちに希望を持たせてくれる何物も提示してくれていないのである。
ダルビッシュのように「世界で下に見られない、世界一の国家を目指します。」と国民に公言できるリーダーを私たちは待ち望んでいるのだが・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　サビタ