2008131(木)

医療難民・・・

最近、続けざまに新聞の記事に道内の「地域センター病院」の医師が大量退職し、後任医師の補充が困難なため、一時的に休診せざるを得ない状況であることが報じられている。
三月末に退職予定の医師たちの後任が決まらなければ、四月以降の診療体制の見通しが立たないわけで、今後の新規患者の受け入れを一時休止するという方針らしい。
今、道は自治体病院の再編構想などと言い、各自治体に「規模縮小」を呼びかけている。医師の確保、経営状況の悪化が原因なのは言うまでもないが、それでは地域医療はすべて「診療所」化されていいのか?という問題が起こる。
大都市から離れた地域に住む私達は、今後、大都市まで移動しなければ、「高度な医療」が受けられなくなるわけである。
一刻を争う人命を救う時、それで間に合うのか?今すぐに、手術をしなければ助からない人を何時間もかけて救急車に乗せて大都市まで運ぶのか??
救急医療は、かなり高額の医療費を費やすらしい。だから、救急医療機関は各市町村からの補助金が頼りである。
しかし、今どこの自治体も財政難で、赤字がどんどん膨らむ救急医療に対する補助金はこれ以上払えない状況である。ゆえにカットしなければならない。

しかし、「人命」がかかっているのだ!それでいいのだろうか?
市内のある医者が言っていた。「これまで築き上げてきた日本の医療は、これからはどんどん崩れていく。国の政策でこうなってしまった以上、もう自分達では止められない。人の命がいくつも失われてから、気づくのでは遅すぎる・・・」と。

                            by サビタ






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