お施主様の涙の理由は…「工務店社長のひとりごと」更新

今日10時からお引渡し式がありました。

お施主様は AR 様といいますが、なんとお施主様にお会いするのはお引渡し式の今日が初めてなんです。
私が始めてお会いするということは場合によってはありえるかもしれませんが、なんと担当者の高山課長も始めてお会いするという、多分後にも先にもこんなことはありえないだろうと思う建築プロジェクトでした。

なぜお施主様にいちどもお会いすることなく建物が建ったのかというと、お施主様は東京都杉並区にお住まいの現在 70 歳代のご夫婦で、そのご子息の ARJ 様が高山課長に今回のプロジェクトを依頼されたのです。

つまり、お施主様の AR 様は ARJ 様の隣の敷地に家を建てることと大体の予算は決めておりましたが、それ以外は全て ARJ 様にお任せしていたのです。
そう言うわけで昨日初めて北海道の十勝に引っ越してこられ、新居を確認され、そして本日お引渡し式の日となったのです。

今回のプロジェクトを、ご子息とはいえ任されて、さぞかし責任が重かったと思われる ARJ 様も、昨日お父様がこの新居を確認されて大喜びされたことは当社にとっても大きな喜びです。
又、本日のお引渡し式では、お母様が涙を流されて感動され、私も思わず目頭が熱くなりました。
「私たちは今まで一度も自分で家を建てたことがなく、両親と同居してきたから」
とお話されたお父様の言葉が、奥様に対するいたわりの気持ちのように思われました。

「今までいろいろ苦労かけてきたけど、今度は新しい地で、息子家族の隣で、お前と一緒に幸せな残りの人生を歩んでいこうな」
そう奥様に話しかけられているような気持ちがしました。

どうか AR 様、 ARJ 様、これからは思う存分ご家族一緒の時間を共有されて幸せな人生を歩んでください。
お祈り申し上げます。

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「社長のひとりごと」の今日更新した内容です。

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