19.1.26　帯広文化ホール及びホテルノースランドを舞台に北の大地に根ざした匠たちが帯広に集結しました。函館・稚内・網走・根室ほか全道各地より600名以上が参加しました。大工・鳶・板金工・塗装・左官・タイル・建具・サッシ・ガラス工・表装士・畳・型枠工・鉄筋・鉄工・石工・防水工・ブロック工・電気工・配管工・冷空・造園工・広告美術・印刷・洋裁士・和裁士・調理師・菓子とさまざまな技能者がいまして、本日優良な技能士に対し、表彰式を行いました。
　また、卓越した技能者に対しマイスターと言う名誉ある称号を授与いたしました。今回は道内で5名の認定者が生まれました。
　全体討議では、若者たちにどのようにものづくりを伝承し、育成していくかを討議しました。
　記念講演には、椅子のモデラーとして有名な　宮本茂紀氏のものづくりへの挑戦を講演いただきました。このかたは、宮内庁・迎賓館の椅子から自動車・ＪＲの内装など椅子のプロフェショナルのかたです。
　製作作品のなかから、ＢＯＳＫＯという椅子の作品で108種の違った樹種で作った同じデザインの椅子108脚を展示いただきました。すわらせていただきましたが、すばらしいすわり心地でぴったり、しっくりとする感じがいたしました。座面はベロア張りに仕上がっていました。ちなみに値段はついていませんでした。