2011421(木)

訃報 シロテテナガザルの「シラコ」


訃報 シロテテナガザルの「シラコ」

こんばんは。
今日は午後から旭川へ行ってきましたマツです。
旭山動物園は春の休園期間中ですので、午後から行って用事を済ませてさっさと帰ってきました。


さて、今日はまた悲しいニュースが飛び込んできました。

いつものように旭山動物園のHPを開くと、しいくにゅーすの中に「シロテテナガザルの訃報外部リンク」が更新されていました。

旭山動物園では4頭のシロテテナガザルが飼育されていました。
お母さんの「シラコ」
約1年半前にシラコのお婿さんとして転入してきた「テルテル」
シラコと前夫の間に誕生した「コタロー」
そして、昨年6月2日にシラコとテルテルの間に誕生した「マモル」

ちょっと複雑(?)な家族構成です。


一昨日4月19日、シラコお母さんが亡くなったそうです。
解剖の結果、死因は加齢による多臓器の機能低下と腸炎だそうです。

トップの写真はシラコ(右)とマモルです。
(補正しすぎて白黒写真みたいになってます・・・汗)

先日釧路市動物園で飼育されている国内最高齢のシロテテナガザルのオンちゃんをご紹介しましたが、オンちゃんは推定51歳です。
シラコ母さんは推定21歳。

オンちゃんよりも30歳も若いので、まだまだ元気で居てくれるものと思っていたのに・・・
あまりに突然の訃報で、また1歳にも満たないマモルを残して亡くなってしまった事を思うと、旭川からの帰りの車の中で涙が溢れてきてしまいました。


しいくにゅーすを読みますと、マモルは父親のテルテルに守られながら過ごしているそうです。




さっき、帰宅してからマモルが誕生してからの写真を探してみました。


6月13日。
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マモルが誕生して11日後ですが、シラコがしっかりマモルを抱いていますので、写真では姿は映っていません。


7月3日。
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シラコのお腹のところにマモルがしっかり掴まっています。

やっとマモルの顔を見ることが出来ました。
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まだまだ体毛が薄く、「宇宙人みたい」なんて思っていました。


8月8日。
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まだまだマモルはシラコに抱きついています。


10月12日
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この頃にはマモルもシラコから離れて行動する様子も見るようになりました。


11月30日
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右はシラコです。
胸にはマモルが抱きついていますが、見えませんね(^^;
左側に寝ているのは、たぶんテルテルです。

もう1頭は離れたところに居ました。
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たぶんコタローだと思いますが、テルテルとコタローは見分ける自信がないので逆かもしれません。

同じ日、マモルが1人でお食事中。
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2月15日
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7月の写真と比べると、マモルも大きくなりましたね。



そして、私が最後にシラコの写真を撮ったのは3月6日でした。
画像
マモルの毛づくろいをしていました。




こんなシラコの子育ての様子、屋外放飼場でマモルが跳ね回る様子を見られる事を楽しみにしていたのに・・・
とても残念であり、残されたマモルのことが心配です。

テルテルとコタローが協力し合って、マモルを立派に育て上げてくれる事を祈るばかりです。



シラコ、いままでありがとう。






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 ABOUT
西紋のマツ
道北地方で生まれ育ち、結婚してオホーツク地方へ来ました。

春は芝ざくら、秋には紅葉の写真を撮りながらお散歩しています。
そのほか、滝上町内を中心に旅先の風景の写真もアップします。

ときどき動物園へ行きます。
でも、若い頃のように毎週のように行く体力も気力もありません(笑)

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