2011年5月24日(火)
HAPPY BIRTHDAY ココア
こんばんは。
一昨日5月22日にお誕生日会イベントが開催された、釧路市動物園のアムールトラ「ココア」。
今日5月24日で3歳になりました。
3年前に四肢に障害を持ったトラが3頭生まれました。
母親のチョコが育児放棄してしまい、冷たいコンクリートの床の上に産み捨てられていた3頭の赤ちゃんを、飼育係さんと獣医さんが運び出し、温かいお湯の中で3頭をマッサージし続け、3頭とも息を吹き返しました。
しかし、1頭(オス)はまもなく死んでしまいました。
生き残ったのが「タイガ」と「ココア」でした。
当初、長くは生きられないと思われていた2頭でしたが、1ヵ月後には不自由な足を引きずりながらも歩けるようになりました。
その後、7月19日に始まり、何度が臨時公開が行われました。
翌2009年3月に猛獣舎にタイガ・ココアの寝室・放飼場が増築され、4月5日にオープンセレモニーが開催され、その日からは毎日タイガ・ココアに会えるようになりました。
そして、5月24日。
タイガとココア2頭揃って1歳の誕生日を迎えることが出来ました。
手前でケーキを見ているのがタイガ、奥の階段に腰をかけているのがココアです。
比較的足の障害が軽かったココアはともかく、左後ろ足や背骨に変形がみられたタイガが1歳の誕生日を迎えられた事は、とても嬉しく思いました。
しかし、それから3ヵ月後。
タイガは肉片を喉に詰まらせたことにより、窒息死してしまいました。
突然のニュースで驚きました。
タイガが亡くなってからしばらく、ココアは遊び相手が居なくなった寂しさからか、あまり動こうとせず寝ている時間が長かったように感じます。
でも、人間の手によって育てられたココアですから、飼育係さんや清掃職員の方々、小さな子供を見つけては追い駆けて遊ぶようになりました。
それからまた9ヶ月が過ぎ、ココアは2歳の誕生日を迎えました。
この日は雨降りで気温も低かったのですが、沢山のココアファンが駆けつけてのお祝いとなりました。
そして、ココアは今日3歳になりました。
タイガ・ココアのお誕生日会は毎年天候に恵まれず、雨が降っていましたが、今回は初めて雨が降らない中でのお誕生日イベントとなりました。
さて、ココアのお誕生日会の様子は昨日のブログで御紹介しましたので、イベント終了後の様子です。
トップの写真はケーキに向かって歩いていくココアです。
時間は11:55頃です。
やっと食べるのかな?と思いながら見ていると・・・
素通りしました(^^;
そして、ゴロン
更に15分後。
プールに入ってクールダウン?
ココア、再びケーキへ?!
口は付けたかな?
でも、食べてはいなかったようです。
その後も食べる気配はありませんでした。
しばらく往復歩き。
12:40頃
ケーキを食べそうにないので、私は猛獣舎を離れました。
13時からの「アルパカのお散歩」について歩きながらココアのところを見ると・・・
お肉ケーキが・・・
口をつけた形跡がある~~~(TOT)
ココアが食べる瞬間を見逃してしまいました。
その後、14時半頃再び見に行ってみると
ケーキの台になっていたバケツ氷が溶けた?以外は、ココアは手をつけていないようです。
15時からの猛獣舎のパクパクタイムを見て、ココアの様子を見に行くと、おすまし顔で座っていました。
写真は無いですが、ケーキもそのまま残っていました。
結局ココアがケーキを食べるところを見ることなく、私は帰ることにしました。
最後にココアの動画を撮影していると
「ドンドンドンドン!」と叩く音が響きます。
動画のタイトルに答えが書かれていますが、音の犯人はこの方です。
食事を終えて再び外に出たくなったのか、ライオンのゆうきが扉を叩いていたのでした。
母ティモン直伝の「扉叩き」でしょうか?(笑)
ココア3歳。
体重65.6kg。
飼育係さんのお話では、最近ココアの成長が止まったように感じるそうです。
また、左後肢が右後肢よりも短く、3本足で歩くようになったことも気に掛けているそうです。
軟骨形成不全症のココアが無事に3歳の誕生日を迎えられただけでもすごいと思います。
まだまだ元気に走り回る姿を見せてくれる事を信じて、これからもココアのことを応援していきたいと思います。
一昨日5月22日にお誕生日会イベントが開催された、釧路市動物園のアムールトラ「ココア」。
今日5月24日で3歳になりました。
3年前に四肢に障害を持ったトラが3頭生まれました。
母親のチョコが育児放棄してしまい、冷たいコンクリートの床の上に産み捨てられていた3頭の赤ちゃんを、飼育係さんと獣医さんが運び出し、温かいお湯の中で3頭をマッサージし続け、3頭とも息を吹き返しました。
しかし、1頭(オス)はまもなく死んでしまいました。
生き残ったのが「タイガ」と「ココア」でした。
当初、長くは生きられないと思われていた2頭でしたが、1ヵ月後には不自由な足を引きずりながらも歩けるようになりました。
その後、7月19日に始まり、何度が臨時公開が行われました。
翌2009年3月に猛獣舎にタイガ・ココアの寝室・放飼場が増築され、4月5日にオープンセレモニーが開催され、その日からは毎日タイガ・ココアに会えるようになりました。
そして、5月24日。
タイガとココア2頭揃って1歳の誕生日を迎えることが出来ました。
手前でケーキを見ているのがタイガ、奥の階段に腰をかけているのがココアです。
比較的足の障害が軽かったココアはともかく、左後ろ足や背骨に変形がみられたタイガが1歳の誕生日を迎えられた事は、とても嬉しく思いました。
しかし、それから3ヵ月後。
タイガは肉片を喉に詰まらせたことにより、窒息死してしまいました。
突然のニュースで驚きました。
タイガが亡くなってからしばらく、ココアは遊び相手が居なくなった寂しさからか、あまり動こうとせず寝ている時間が長かったように感じます。
でも、人間の手によって育てられたココアですから、飼育係さんや清掃職員の方々、小さな子供を見つけては追い駆けて遊ぶようになりました。
それからまた9ヶ月が過ぎ、ココアは2歳の誕生日を迎えました。
この日は雨降りで気温も低かったのですが、沢山のココアファンが駆けつけてのお祝いとなりました。
そして、ココアは今日3歳になりました。
タイガ・ココアのお誕生日会は毎年天候に恵まれず、雨が降っていましたが、今回は初めて雨が降らない中でのお誕生日イベントとなりました。
さて、ココアのお誕生日会の様子は昨日のブログで御紹介しましたので、イベント終了後の様子です。
トップの写真はケーキに向かって歩いていくココアです。
時間は11:55頃です。
やっと食べるのかな?と思いながら見ていると・・・
素通りしました(^^;
そして、ゴロン
更に15分後。
プールに入ってクールダウン?
ココア、再びケーキへ?!
口は付けたかな?
でも、食べてはいなかったようです。
その後も食べる気配はありませんでした。
しばらく往復歩き。
12:40頃
ケーキを食べそうにないので、私は猛獣舎を離れました。
13時からの「アルパカのお散歩」について歩きながらココアのところを見ると・・・
お肉ケーキが・・・
口をつけた形跡がある~~~(TOT)
ココアが食べる瞬間を見逃してしまいました。
その後、14時半頃再び見に行ってみると
ケーキの台になっていたバケツ氷が溶けた?以外は、ココアは手をつけていないようです。
15時からの猛獣舎のパクパクタイムを見て、ココアの様子を見に行くと、おすまし顔で座っていました。
写真は無いですが、ケーキもそのまま残っていました。
結局ココアがケーキを食べるところを見ることなく、私は帰ることにしました。
最後にココアの動画を撮影していると
「ドンドンドンドン!」と叩く音が響きます。
動画のタイトルに答えが書かれていますが、音の犯人はこの方です。
食事を終えて再び外に出たくなったのか、ライオンのゆうきが扉を叩いていたのでした。
母ティモン直伝の「扉叩き」でしょうか?(笑)
ココア3歳。
体重65.6kg。
飼育係さんのお話では、最近ココアの成長が止まったように感じるそうです。
また、左後肢が右後肢よりも短く、3本足で歩くようになったことも気に掛けているそうです。
軟骨形成不全症のココアが無事に3歳の誕生日を迎えられただけでもすごいと思います。
まだまだ元気に走り回る姿を見せてくれる事を信じて、これからもココアのことを応援していきたいと思います。
コメント(2件) | コメント欄はユーザー登録者のみに公開されます |
コメント欄はユーザー登録者のみに公開されています
ユーザー登録すると?
- ユーザーさんをお気に入りに登録してマイページからチェックしたり、ブログが投稿された時にメールで通知を受けられます。
- 自分のコメントの次に追加でコメントが入った際に、メールで通知を受けることも出来ます。