今日は 雨で寒くて・・・・・
お買い物に行く時、これでヽ(´ー`)ノ イッチャッタ
ベンツの猛々しさを色濃く残す、BRABUS(ブラバス)という存在
筆者はこのBRABUS(ブラバス)のイメージとして強烈にすり込まれました。AMGでもロリンザーでも、キャラットでもない。なんだか聞いたことないメーカー(チューナー)だけれど、すごい迫力のベンツだ!日本にもあるのかな?それから毎月のように、外車情報ウィズマン誌を読みあさった記憶があります。
そもそも、BRABUS(ブラバス)の名前の由来を知る人は少ないかもしれません。BRABUS社代表のボード・ブッシュマン氏と、起業する際に共同の名前を掲げることになる、弁護士のブラックマン氏。この両氏の名前から取った「BRA」と「BUS」が組み合わされることで1977年にBRABUS社が誕生しました。
また、ブッシュマン氏の右腕にあたる、ウルリッヒ・ゴウフレー氏の存在も見逃せません。今日のBRABUS社の礎を築いたのは、メルセデス・ベンツAG社の職を辞してまで参画した氏の手腕によるところも大きいのです。
最近では、2015年のジュネーブ・モーターショーに出品された、メルセデスS65AMGベースのモンスターマシン「ブラバス・ロケット900」は大いに注目された1台です。
最高出力900ps/5,500rpm、最大トルク1,500Nmという、とてつもない大パワーをどこで発揮するの?なんていうのは野暮は話し。
これだけの強大なパワーを手にした喜びを噛みしめることもまた人生。昨今のダウンサイジングエンジンとはまさに真逆の存在です。
そしてBRABUSといえば、マイスターの精神を色濃く残すクルマ造りが信条です。その見た目の迫力や強大なパワー。他では真似のできない仕立ての内装など、どうしても見た目にスポットが当たりがちですが、日本語でいうなら「愚直さ」という言葉がもっとも似合うコンプリートモデルなのかもしれません。また、いちど魅せられた人はBRABUSを乗り継ぐという、魔性の魅力も秘めているのです。
かつて、メルセデス・ベンツやAMGが持っていた「押し出し感の強さ」「雄々しさ」を色濃く残すのがBRABUS(ブラバス)ではないでしょうか。
筆者の主観ですが、BRABUSのなかでも特に黒く塗られたモデルの「押し出し感の強さ」は、まさに現代のメルセデス・ベンツやAMGが隠し持つようになってしまった、あるいは失いつつある迫力といえそうです。
ひと言でいえば「ワルっぽさ」。AMGコンプリートモデルも迫力満点ですが、どこか優等生的な感が否めません。
繁華街で黒く塗られたBRABUSコンプリート(またはカスタマイズモデル)が停まっていて、恐る恐る車内を覗き込んでみると、ちょっと強面な人が運転席に…ということも少なくありませんでした。
それゆえ、その見た目の迫力の方がクローズアップされがちになり、BRABUS本来の姿が見えにくくなっているような気がしてなりません。
BRABUSのコンプリートモデルには、日本に輸入されていないモデルも含めて、実にこれだけのラインナップが揃っています。
▼BRABUS 850 WIDESTAR(Mercedes-Benz G63)
▼BRABUS 900(Maybach 600)
▼700 Biturbo(Mercedes-Benz SLS)
▼ultimate 120(smart forth)
▼700 WIDESTAR(Mercedes-Benz G63 AMG)
▼700 WIDESTAR(Mercedes-Benz GL63 AMG)
▼700 WIDESTAR(Mercedes-Benz ML63 AMG)
▼800 Rocket(Mercedes-Benz CLS Class (C218))
▼800 Roadster(Mercedes-Benz SL65 AMG)
▼850 6.0 Biturbo “iBusiness”(Mercedes-Benz S63 AMG)
▼850 6.0 Biturbo(Mercedes-Benz CLS63 and CLS63 AMG Shooting Brake)
▼850 6.0 Biturbo Coupe(Mercedes-Benz S63 Coupe)
▼Rocket 900(Mercedes-Benz S65)