プリムス・ロードランナーはアメリカのクライスラー社のブランドの一つ、プリムスが販売していた車種です。
1960年代、アメリカ車はこぞって大型化、高級車化して行き、価格も高騰して若者が手の出せない存在になりつつありました。
そのため原点に戻って、価格の安いスポーツカーを作ろくという概念で、3000ドル以下で400mを14秒で走り切るスポーツカーというコンセプトで開発された車がロードランナーです。
プリムス・ロードランナーは1968年から生産・販売され、所ジョージさんの愛車でもある1970年式までが初代と言われるシリーズです。
ロードランナー(プリムス・ロードランナー)です。コレ、某有名人の車ですが、とにかくカッコいい!プリムスは車名にちなみ、ワーナー・ブラザーズに50,000ドルを支払い、ルーニー・テューンズのキャラクター「ロードランナー」をマスコットに採用し、コラボレーションしました。
また、面白いことに、アニメに登場するキャラクターの鳴き声「ビープ・ビープ」を模倣したホーン(クラクション)を標準装備として使う契約 をしたんです!発売時に流れたCMはワーナー製作のアニメーションだったそうですよ。
余談ですが、'70年式プリムス・ロードランナーといえば、あの大ヒット映画「ワイルド・スピード」シリーズの中の東京を舞台にした「X3 TOKYO DRIFT」でドミニクの愛車として登場したマットグレイの渋い車が’70年式ロードランナーでしたね^
ドミニクのロードランナーはキャブレターではなくインジェクション仕様の8200ccという化け物マッスルカーでした(笑)