石狩川河口近くに「マクンベツ湿原」という水芭蕉の名所がある。5/4に石狩方面に行ったので 「ひょっとして水芭蕉はまだあるかな?」と思い 立ち寄った。ここでの水芭蕉の見頃は例年は4月下旬~5月上旬だそうだ。
「ワ~ 案の定だが でかい葉っぱだけ」になっていた。白い花はダラーとしてしなびているのが多い。
この葉っぱだけの姿は当然だが名前の由来の「芭蕉」に似ている(俳人の芭蕉の起源だし 芭蕉布に使われることもある)。サトイモ科だそうだ。
木道はほぼ真北に一直線に伸びている。1キロ位はあるだろう。
先端部まで行くと石狩川の対岸が見える。河口近くなので 川幅は確か1キロぐらいあるはずだ。
木々はハンノキだが その他の植物としてネコヤナギ。
サルノコシカケ。
これは恐らくツタウルシだろう。近づきたくない
巨大なオオバナのエンレイソウ。
水芭蕉と言えば「夏が来れば思い出す~ はるかな尾瀬~」が有名だが 驚くことに北海道では早春の花だ。マクンベツ湿原では尾瀬に負けない群落で だいいち山に登る必要がない。この花の可憐さを見たいなら やはり4月中に来ないといけないようだ。今年は暖かかったせいで早めに終わったということだろう。
十勝にも群落の場所があるはずで どこなのだろうか。