友人の「森の達人」苫小牧のKさんに「札幌圏で薪作りをやりたいのだが」と相談していたら 「地域の人と仲良くなって 耳を澄ませていれば聞こえてくる」というアドバイスを得た。予言は正しくて「薪にするなら持っていってイイよ」という話が出て来た。
場所は国道5号から国道337が分岐する小樽市銭函で 国道と線路の間に新規造成中。立木を重機で倒して敷地の隅に重ねてあった。樹種はハルニレだろう。広葉樹だし よく燃える薪になると思う。
長さ0.6と1.2メートル位の2種に切りそろえた。一部は中心部が腐っているものもあった。
例外的に真っすぐで長い木があった。20メートル位と思うが 樹木の種類は違う。後で調べないといけない。
60センチ長さに玉切りにする。こんな木ばかりだと作業は楽なのだが。ただしずっしりと重いので腰に悪い。<今回の作業はトラック運搬を除き 自分一人の作業なので 短くしないと運べない>
直径は25~30センチ位か。電動チェーンソーではぎりぎりだ。
オッとイイ木と思うのもあったが 鳥の巣穴があった。これは中空なのでマキには向かない。
昼食はこの通り キャンプチェアーを出して おにぎりと飲み物だ。休憩もここで。
実はここまで数日かかったが 翌日にユニック付きの4Tトラックに積み込む。
何のかんの言いながらも荷台一杯になってしまった。
薪割・乾燥の作業予定地に運んで(約10キロ)荷下ろし。
切りたての春の木なので水分をたっぷり含んでいる。マキ割が心配だが マアどうにかなるだろう。問題は2年間の自然乾燥が必要なことで それが済んでやっと「銭函マキ」が出来上がる。
今のところの感想は「木こりは典型的な肉体労働」「薪の値段のほとんどは人件費と輸送費」「薪作りにはスペースが必要」だ。また予想よりも大量なので 売るほど出来るのではなかろうか(笑)。