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Tokachi Hütte Project (十勝ヒュッテ)
2023611(日) 07:07

札幌の木こり(7) 薪割りはもう飽きた

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 薪置き場にスペース的に余裕があるので 追加作業。まず手稲前田の現場に残っていた二年放置の木を玉切り。樹種はヤチダモ。

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 最大の径はチェーンソーぎりぎりの30センチ超。

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 最重量は径25センチの二股部分。一輪車がフラフラした。

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 作業のお供はこのカラス。昼食でおにぎりを食べ始めるとどこからか現れて 目の前に留まる。目玉が見える距離だ。誰か餌付けしたのか?

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 玉切りのトン袋が4個だが 薪にすると2立方米にもならない。

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 積み下ろしの時にユニックのワイヤーが切れた。危ないことこの上ない。ワイヤ止めで応急処置。トラックが屋外駐車なのでワイヤーの痛みが進んだようだ。十分に注意しないと危ない。

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 薪割りは手間がかかるので つい太い薪が多くなってしまう。

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 仮置きしてブルーシートを掛けた。風上の西側は全て覆い 風下の東側は出来るだけ開けた。これで雨よけと乾燥を両立したい。

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 すべての薪を並べると長さが10米を越えてしまった。これでも総量は7.2立方米(0.6 x 1.2 x 10 米)にしかならない。

 今後は薪棚作り・年単位の保管・乾燥になるが 薪の単価が低いので薪棚の建設費用が出てこない。薪の流通価格は単価が安く ほとんど人件費だ。全く困ったものだ。
 薪は環境にやさしい燃料と言われているが これはCO2放出がゼロと<みなされている>ためで 燃料としての問題点も多い。「エネルギー密度が低くすぎる」「乾燥に時間がかかる(約2年)」「(乾燥しなければ)重い」。
 また実勢価格が安すぎるのも問題だ(立方米で1.5万円程度)。例えば「本物の生ハムは塩漬けと熟成で2年かかる」と聞くが 同じ2年でも付加価値はとてつもなく違う。もうやってられない。
 今回の実働は15日以上だったが 体の節々は痛いし 飽きてしまった。「薪作りはもうしばらくはいいわ!」
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