江別・野幌に住む友人宅を訪ねた。屋敷森の裏手にある空き家の庭で白い点が群がっていた。「何だ今ごろ」と思ったら「大量の白い蝶の乱舞」だった。
よく見ると「チョウが羽化している」ところだった。木の枝は真っ黒いサナギで埋まっていた。木の種類は不明だが枝にトゲがあり 葉は食べられてほとんど残っていない。北海道に生息する「エゾシロチョウ」のようだ(注)。初めての遭遇で感激した。
友人が幼少期を過ごしたという旧屋は昔の五角形の屋根(ギャンブレル屋根・マンサード屋根・ 腰折れ屋根・フランス屋根とも言う)で 農家だったお父上が自分で建てたそうだ。驚きだ。
友人の代になり同じ敷地内に巨大な新居を建てたらしい。
子供の頃はここから小学校まで1時間かけて歩いて通ったそうだ。彼は仲間から「自然児」と言われていたが このような環境で育ったためかと納得した。
注: 当初「スジグロチョウ」と教えられたのだが 調べたら植生が違った。ブログ読者から「エゾシロチョウ・バラ科の木」とのご指摘を受け 訂正させていただいた。