だいぶ昔に紹介したこともあるが 日勝峠の頂上トンネルの真上の峠鞍部に「日勝展望台」がある。入口はトンネルの日高側手前から砂利道を約2キロ登る。行き止まりには駐車スペースと展望台がある。標高は1100mで日高山脈主稜線の北部で一番低いのではなかろうか。ここからの南側への展望はきれいだ。
東側(十勝側)の眺めは良いはずだが 残念ながら藪で見えない。好位置にある木組みの展望台からは東西南北何れも見渡せるはずだが。だいぶ前から閉鎖されている。
中心の4本の柱は塗り替えたようだが 階段の登り口は閉じられている。
よく見ると木部が朽ちているので階段や床を踏み抜く危険があるのだろう。せっかくのロケーションなのにもったいない。
ごくたまに立ち寄る時もあるが「ほとんど人に会ったことが無い」また近くに「熊見山」もあるし「何かクマに出会いそうな雰囲気」もある。
国有林借用表を見ると 日高町がこの展望台を立てたようだ。
日高山脈襟裳岬国定公園の説明
昭和56年(1981年)に国定公園に制定されたようだ。来年(2024年)に国立公園に昇格する予定と聞く。この木製展望台の再建はそれを待たないといけないようだ。