本州から北海道へ戻るのにフェリーを探したのだが 時節柄かなり混んでいた。予約が取れたのは新潟~苫小牧の新日本海フェリー。太平洋側は軒並みダメ。が 新潟からだと小樽着かと思っていたので苫小牧着とはやや驚いた。理由は後からわかったのだが。。
新潟発は夜10時30分。並んだ車でお話を伺ったら 夏休みの北海道旅行とのこと。
乗船して気が付いたのは「この便は敦賀始発で 新潟の次に秋田港に立ち寄る」ことと「昼に新潟を出る便は翌朝の早くに小樽に到着する」ことだ。これだとたいていは小樽便を選ぶわな。
予定通り日の出とともに秋田港着。6時には出港した。
このあたりは洋上発電が盛んなようで 30基位はあった。
10時ごろには弘前の岩木山が見えるところまで進んだ。残念ながら上は隠れていた。
12時前に津軽海峡の入口に。北海道が見えてきた。白神岬の向こうは大千軒(1072m)あたりだろうか。
函館沖を過ぎて 1時ごろに津軽海峡の出口付近。恵山の向こうに見えるのは駒ケ岳だろう。
午後4時頃に苫小牧港着。横の建物は厚真火発だろう。
久々の北海道。いや~長かった。気温は30度近くあるものの 湿度が劇的に低いのは感動した。「盛夏の時は北海道を離れない方がいい」というのを実感した。
なお この新日本海フェリーは「苫小牧東港」の発着で 「太平洋航路の西港」とはだいぶ離れていて「厚真港」と呼んだ方がいいくらいだ。夜間の発着で間違えると とんでもないことになるので要注意だ。