北京から来た大学生と自分の山仲間の高齢者の交流会をニセコの五色温泉別館で実施した。日本側は餅つきを教え学生は中国餃子を教えるという交流会だった。最近の社会的情勢から多少心配はしたのだが 顔を合わせた瞬間に「祖父母と孫の関係」だった。写真は北京の学生と引率の先生。
材料の買い出しに倶知安のスーパーへ。
買ったのはニラ・長ネギ・白菜・豚ひき肉・タマゴ・むきエビ・調味料などなど。後の話だが野菜の質は良いとお褒めを頂いた。
これはむきエビのみじん切り。野菜は別に混ぜた。少し驚いたのは各食材は下味をつけた後で別々の餃子にすること。核心の調味料は北京から持ってきたらしい。
餃子の皮作り。薄力粉に水を加え うどん作りのように良くこねて 一個の皮は50円玉位のボールにしてから木棒で伸ばす。学生も皆上手だ。
ここでは野菜と炒りタマゴを混ぜたものを包んでいる。当然手際がいい。
結果として5種類の餃子が出来上がり。実は地方によって中身も大きさも微妙に違うとのこと。これを熱湯で茹でるのだが 中国では水餃子で焼き餃子は皆無に近い。パンや麺のように主食なので一人15個位は食べるんだそうだが この日は総勢が35名でつきたての餅もあるので通常の半分を目途にしてもらったが それでも400個位はあったと思う。
食べる時の調味料(タレ)は酢・醤油・ラー油などだが これは北京から運んで来てもらった。
中国では男女ともに普通に家事をするので 餃子くらいは皆作っているようだが それにしても手際が良いのとおいしいのには日本側の老人たちは脱帽だった。
近頃の両国の社会情勢はどこ吹く風で「食べ物は人をつなぐ」を実感した交流会で大成功だった。