「体験交流ホール」から「国立アイヌ民族博物館」に移動する。この建物はウポポイの中核で堂々としたたたずまいだ。
入館してエスカレーターで2階に上がると アイヌ文化の展示があり 説明も丁寧にされている。
各地のアイヌの紹介もある。これは阿寒湖のアイヌコタン。
1階に降りると ミュージアムショップがあり なかなか充実している。特に書籍は「こんなに出版されているんだ」と驚いた。
すべて読みたいぐらい興味深かった。多分どこかに蔵書されているだろうと思い 出口近くの図書室を覗いてみたが「書名を言って頂ければ書庫から出してきます」とのこと。「開架の方が利用しやすいのに」ちょっとサービス不足か。
ウポポイのクッキーもあった。センスもいい。
やや歩き疲れたので ショップ横の席で珈琲を飲む。なかなかいい木製の机・イスだった。ポロト湖の眺めも良い。
建物を東側に出ると胸像があった。ポーランド人の方で この白老に定住してアイヌの研究をしたらしい。
そういえば昔のポロトコタンには入ってすぐに高さ数メートルラの巨大アイヌの像があったが どこに行ったのか見かけなかった。
今回のウポポイ・民族共生象徴空間だが アイヌ文化は奥が深いので 見学には丸一日は必要だ。ポトロ湖の温泉か虎杖浜温泉に一泊してゆっくり回るのもありだろう