コロナ下の北京はたいへんだったらしい。学生はほぼ2年間 自宅待機で遠隔授業だったと聞いた。中国の大学は座学の比率が高いので遠隔授業は効果的な部分もあったかもしれない。しかし 実験や個別指導の多い理工系は困ったと思う。昨年秋からは学生も戻り 平常復帰と聞いたが 心配ではあった。
この写真の構内風景は変化が無いように見えるが 実はコロナ前はこのフェンスは無くて広々とした道路と歩道だった。コロナ中に学生寮・講義棟と一般立入りの居住区の間にフェンスができたとのこと。
要所にこのような顔認証のゲートが設置され 私も最初は入るのに苦労したが 申請したらすぐ通れるようになった。
手前は一般の人が通行できる領域でバイクがたくさん停めてある。ゲートの向こうは学生寮だ。
毎朝の入構に使っているゲート。なぜか宅配車が停まっていた。
ゲートを入って理解出来たのだが フェンスに宅配物やウーバー依頼のものがぶら下がっていた。SNS連絡で取りに来るのだろう。コロナのような環境では 誰も他人のものは取らないので 合理的なのかもしれない。
ゲートは夜も機能している。と言うことでフェンス・ゲートはコロナ後もすっかり定着したようだ。