中国の友人と夕食に行った。何が食べたい?と聞いたら「日本の代表的ラーメンを食べたい」とのこと。これは下手をすると日本のラーメンの評判を落とすことになるので責任重大だ。淡白なもの?それとも油が沢山?辛いの?と聞いたら「オイリーでも構わない。日本的なもの」と言われ困ってしまった。最近の中国では豚骨系の一風堂が評判になりつつあるが「オイリーでも構わないと言うのは豚骨系ではないな」と思い 意を決して近くの幸楽苑に入った。
彼女が選択したのは「チャーシューラーメンと焼き餃子の定食」だった。結果は「おいしい・おいしい」とほぼ完食したので驚いた。
自分はおとなしく「レバニラ定食」にしたが「何それ?おいしいの?」と聞かれる始末。あまり興味がなさそうだ。そうかもしれない。
中国の人はおいしい日常食を探すのが得意だ。その意味で幸楽苑のスープと麺を評価したのだろう。「中国のラーメンは基本的には牛で 豚は使わない」「この日本のラーメンはおいしい」という評価だった。
また中国では餃子はもっちりとした水餃子がほとんどで 焼き餃子はまずないので 焼き餃子のハネを面白がっていた。
幸楽苑のラーメンを絶品だという日本人は必ずしも多くは無いと思うが(個人的感想) 中国人の舌には合格点のようだ。安心した。
訂正とお詫び: 2か月前の写真だったため 最初の稿で山岡家と誤記してしまいました。お詫びの上 幸楽苑に訂正させていただきます。