ヒュッテ生活にとって薪は生命線の一つなので 昨年の春から夏にかけては札幌の借地でせっせと薪づくりをした。あれからほぼ一年が経過したので新しかった木でも乾燥が進んでいる。今年の夏には問題なく焚ける水分量(10%レベル)まで下がるだろう。
この一角はニレノキで これも良いレベルまで乾燥が進んでいるようだ。前後二列積みなので量は2立米を越える。ひょっとして外販できるかもしれない。
この一角はヤチダモで 薪割り前に二年経過だったので 昨シーズンは主力の薪として活躍してくれた。質のいい薪が2立米程度は残っている。
昨年は一所懸命に薪を作ったら結構な量が出来て「薪ビジネスを始める」ことを目論んだが 原木輸送・保管場所の地代・ガソリン代・市内への配送費を出すと「労賃も出てこない赤字事業モデル」とわかって挫折した。薪ビジネスは恵まれた条件でのサイドビジネスでのみ成立することが判明した(笑)。それぐらい単価が低いのが一般的で 時々スエーデン薪や本州薪が売られているのを見るが どんなに品質が素晴らしくてもエネルギーとお金の無駄と思う。
現在の保管場所は6月一杯で契約が切れるので 薪の全量を引っ越すのはかなり大変な作業だろう。一方 十勝ヒュッテには別途にイチイの玉切りがトン袋で8ツもあるので 今年は薪割り機をこちらに運んで来て作業をしたい。これまた大変なことだ。