4月中旬 十勝の帯広ではまさかの夏日だったが ここ清水町旭山では春になったばかりだ。山々は真っ白だし 麓でも残雪がたっぷりで解けるにはまだ時間がかかる。
林道は雪が解けて これから熊笹が立ち上がってくる。
青空をバックにした白樺林の白は今が一番きれいと思う。
木々の根元は雪が解け 芽吹きを待っている。
いよいよ屋外作業が出来る春になった。とは言え朝晩は温度が下がり うっかりするとマイナスになる時もある。
「春まだ浅き白楊の 雪解の小路 たたずめば。。。」という寮歌を思い出した。歌詞などはあやふやなのでネット検索してみたら YouTubeで「緑咲 香澄(みどりざき かすみ)」の歌う「春まだ浅き」が出てきた。
https://www.youtube.com/watch?v=ziEDq7CW5h0
昭和初期の懐メロの類なので古色感一杯だが 伸びのあるソプラノ?に聞き入ってしまった。知らない歌手と思い調べたら 何と「エクシング制作のソングボイスライブラリの女性ライブラリ」とのこと。驚いた。合成音がこれだけ魅力的ならば「最近の声楽家・歌手には受難だな」と思ってしまった。
補足:「春未だ浅き」北大予科 昭和十二年第三十回記念祭歌(宍戸昌夫作曲 平城鷹雄作歌)
一 春まだ浅き白楊の 雪解の小路 たたずめば しばし聞けとて さざめきの 木間もれくる夕嵐
二 淡く足げに咲さき出でし おぼろおぼろの水芭蕉 なつかしの杜肩とりて ほた火をめぐり歌はなん
三 長髪頬に戯れて 昔かはらぬ風なれや 今したたへんみそたびの 青史をかざす記念祭
四 うましの夜は更ゆけど 尽きぬ男子の黒潮を 契の杯に汲み交はし ときわを祝ふ自治の宴