札幌のコンサートホール「Kitaraきたら」行った。本当に10年振りぐらいだろうと思う。今回は札響の定期演奏会で主演目はチャイコフスキー「交響曲第四番」だった。金管が派手に出てくるあれだ。開演は午後一時で 土曜日のこともありゆったりと聴けた。
Kitaraは中島公園のほぼ中央西側にあり 天気が良ければなかなか良い散歩になる。
1997年完成のはずだから築28年だが 経年劣化はなさそうだ。
コンサートが終わってからの演奏者のお見送り風景。やはり金管の活躍が光っていた。
これは聴衆の後ろ姿だが 私には非常にショックな写真だった。「高齢者が何と多いこと」いわゆる若者は10%もいないのではなかろうか。聴衆の平均年齢は恐らく60歳は超えているだろう。
理由はわからないが 一つはネット配信が盛んになり わざわざコンサートには行かないとか クラッシック・オペラよりほかのジャンヌに興味が移ったのか。半世紀前に比べてチケットの値段は生活物価ほど上がっていないように思ったりする。クラッシック関係の音楽家にとっては受難の時になりつつあるような気もする。そうならないように切に願いたい。