標高約400メートルの十勝ヒュッテにも白樺樹液の季節が到来した。今年は暖かい春なので 4/29はベストのタイミングより遅れたのかもしれない。白樺樹液は 表現は悪いが 薄めたスポーツドリンクのような感じだが 本場のロシアでは健康飲料や化粧水になっているそうだ。日持ちがしないと聞いているので いつものドリンクの代わりにごくごくと飲むことにした。
準備したのはビニルホース(外径8ミリ ホームセンターでメーター当たり百円ちょっと) 電動ドリル(8.5ミリ) ペットボトル 固定用のテープなどだ。何れも厳密の必要はない。
なるだけ葉っぱの出ていない白樺に目星をつけ ドリルで穴をあける。深さは2~3センチか。すぐに樹液がしたたり落ちた。
10分後に見たら底に少したまってきた。溜まりがない時はサッサとあきらめて他の白樺にした方が良い。
1日半で 3本の白樺から6リットルを採取できた。短時間からするとこんなものだろう。
樹液は芽吹きの前から初期がシーズンだそうなので ヒュッテの白樺はベストのタイミングからは少し遅れたと思う。一瞬の春の恵みを有難くいただいた。