十勝ヒュッテではウッドデッキの改修が進行中だ。以前からの問題は デッキから焚火サイトまで行くのに左横の階段から大回りが必要なことと 暗い時には危ないことだった。今回はおそらく数年に一度の大規模改修だろうから この際に作ってしまうことにした。写真は完成後で これで焚火場までの最短距離移動できるようになった。
現場は緩い片斜面なので まずは塚石の穴を掘って砂利で埋め戻して水平を取った。
まずは2x8と2x10材で部材を作ってから防腐剤を塗った。段差は約70cmでステップは21cm。
天板を固定した。傾斜がほぼ45度なのでややきつめに感じる。ポイントは構造が側板型ではなく中入れ型にしたことで このほうが雨風による劣化が抑えられる。
もう一つのポイントは接地の部分に厚手のプラ板を張り付けて浮かせたこと。こうすると端面が腐らないで長持ちする。
最後に羽子板金具で定位置にきちんと固定した。これでかなりの力が加わってもグラグラしないで安全だ。短い階段だが便利になったと思う。