友人K氏は苫小牧在住のハスカップの研究者だ。彼の著書にある自生地図で十勝清水付近が含まれていたので「十勝ヒュッテでもハスカップは育つはず」と見当を付けた。彼の紹介で4種・10本の苗を譲り受け 2022年8月初旬に日当たりの良い所に植えた。
あれから2年が経過し どこまで育ったかが心配だった。成木なら1.5m位の高さだが 植え付け時の高さは20cm程度で 雑草に隠れて良く分からなかった。少なくとも昨年夏は目立ったことはなかったと思う。
今年5月下旬 タンポポが伸びる前にチェックしたら 何と白くかわいい花が付いていた。目印に刺した鉄筋の場所を調べると10株中2株は痕跡がなかった。歩留まりは8割ということになる。
よく見ると実も付いているようで驚いた。
6月上旬に調べたら 花は落ちてそれなりに実はついていた。
新しい発見は「古い枝から新しい枝が伸びて そこに花・実が付く」ことだ。
6月中旬だと 実はやや大きくなった。苗木を買った時に「ハスカップの収穫は7月中旬頃」と聞いたので もう少しするとこの緑の実が紫に変るのだろう。この分なら「今年は数十粒の収穫」が出来るかもしれない。ささやかな楽しみだ。