昨今のニュースでクマの対人被害がたびたび報じられている。北海道のヒグマのみならず本州のクマも人を襲ったとか 空知の奈井江では猟友会と町が手当てをめぐって同意に至っていないとかのニュースもある。
次の土曜の29日には本州から旧友2人が十勝ヒュッテに来訪するので 何か特色のあるものでおもてなしをしようと考えていた。「北海道十勝ならばシカ肉 もしクマ肉があれば文句はないだろう」との考えのもとに あちこちで「どこかでクマ肉・シカ肉は手に入りませんか?」と聞きまくっていた。先週初めにLineで「クマ肉が手に入るそうですよ」との朗報。普段の交友関係は大切なのを実感した。
この週末はそのクマ肉を入手するためにヒュッテに来た。芽室町のAさんをお尋ねすると 写真のように小ブロックを3個も頂戴して大感激(1個はご近所のYさんにお裾分け)。剣山の南方の山で駆除されたのだそうだ。
「こんなに貴重なものを頂いてありがとうございます」と言ったら「この辺の人はあまり食べないのよ」とのこと。はて? 危険な害獣なのは理解できるが 不思議な感じもした。
昨年 若者たちと食べた時は「これシカ肉よりおいしいよ」「ニューヨークのヒレ・ステーキに似てるね」という感想だった。もちろんジビエなので処理や部位に大きく依存するだろうが。
ヒュッテの手前にはヒグマ注意の看板が毎年出るぐらいだ。首尾よくクマ肉も入手できたし 土曜日は旧友達も満足してくれるだろう。この写真はクマ肉と直接の関係はありません。普段から可能な限りのクマ対策(生ごみ持ち帰り・ラジオかけっぱなし・爆竹・熊スプレーなど)はしていますが 会いたくありません。