十勝ヒュッテには大デッキ(3.4 x 5.2 m)と小デッキ(1.8 x 3.6 m)の2つのウッドデッキを作った。小デッキを加えたのは頂き物の短尺のリサイクルツーバイ材を活用しためだ。結果 小デッキのリサイクル率は90%位だった。このツーバイ材は元々から防腐処理されていたので長持ちするとみこんだ。
大デッキの解体補修が終ったので 小デッキの作業にかかった。この小デッキは低く設置してあるが 最近はアオカビが目立っていた。このままだと腐るので 早急な補修が必要だった。
ここは小デッキの下で予備木材を保管するために ブルーシートで保護していた。ところがこの仕掛けに問題があった。
床板をはずしたらカビの原因が判明。ブルーシートの上に大量の落ち葉が溜まって水分が抜けなくなっていた。そのため近くの床板にアオカビが生じたのだろう。
ということで床板をはがしてブルーシートも撤去した。その後 床板を再塗装した。
床板のカビで痛んだ部分はカンナ掛けで除去した。特に側面はひどかった。
骨組みは金ブラシで汚れを落としてから再塗装した。
再塗装の床板を骨組みにビス止めした。隙間は広めの3cmにして通気性を良くした。
再塗装した階段を取り付けて小デッキの解体・補修を終了した。防水性は良さそうだ。これでさらに5年は持ってもらいたい。
今回の作業を通して やはり「木部の長寿命化には水はけと乾燥が重要」なことがわかった。