旧知の先生から「仙台の焼き鳥を食べに行こう」と誘われた。老舗居酒屋「明眸(めいぼう)」である。一番町・国分町の間で南町通りに面していた。場所柄から高級店かと身構えた。
中に入ると意外にも広~いカウンターのほかに個別のテーブル・イスが4-5組の居酒屋だった。お客は我々のほかに2人で くつろいでいた。
雰囲気は典型的な「昭和レトロ」で 正面にお燗器が鎮座していた。
壁のメニューを見ると意外にシンプル。ハムエッグまである。
これがお通しで 長芋と野菜煮。もちろん女将の手作りだろう。
宮城県を中心とした東北の地酒を取り揃えていた。
これは良い所を紹介してもらった。仙台に行った時にはまた訪れたい。
ちなみに 明眸とは「澄んだ美しい瞳=美人」。女将は三代目で 創業97年とのこと。旧知の先生が十何年ぶりに訪れた時にもすぐにわかったそうだ。と言うことは女将の記憶力が抜群なのか その先生の学生時代がハチャメチャだったかのどちらかだろう。