一日目の仕事が終わって夕食。「初めての本格的な広東料理だ」と楽しみにしていた。席に着いたらまず大量のお茶が配られてきたのだが どうも様子が変だ。
隣の人がお茶で箸とレンゲをやおら洗い始めた。驚いた。
向かいの若者達はまとめて次々と洗ってる。もちろん使ったお茶は別の容器に捨てていた。
聞いてみたら「広東省は沿岸部で気温も湿度も高いので 食事の直前に箸や食器を洗うのが習慣」だそうだ。もちろん清潔なのはいいことだが 初めからちゃんと洗ってあるように見えるのだが。他人を信用しない疑い深い人達なのかも。。。今までこんな習慣は知らなかった。が 後で調べたら 上海や香港でも同様で 実は発祥はこの辺りらしい。
この写真はもう一つの驚きで「箸が2組」並んでいた。不思議に思い聞いたら「一つは取り箸でもう一つが食べる箸」とのこと。これはコロナ以降の新しい習慣とのことで なるほどと納得した。