さて1週間にわたり広東料理を堪能したわけだが(もちろん仕事はキチンとやった)。帰りは都合よく千歳空港への直行便が取れた。朝9時(日本時間10時)発の深圳航空。ここはスターアライアンスなのでラウンジも使えた。
この深圳空港は第三ターミナルまであり 既に千歳空港よりはるかに大きいが(滑走路4本?) 現在も拡張工事が続いているようだ。
上空ではズーッと雲の上。どこを通っているかわからない。行きと同じなら上海から九州を通って北海道だろう。
やがて機内食(エコノミー)が出てきた。ポークライスとのこと。毎晩広東料理を食べていたので ちと貧相かな。「スパイスが要りますか」と聞かれたので お願いしたらご飯の上に「食べるラー油のようなもの」を載せてくれた。これが辛くないのに非常においしかった。 新しい発見だ。
深圳航空の発見をもう一つ。食後に頼んだコーヒーはドリップの味がしたのだが このカップにも感心した。高さは普通のカップと変わらないが 太くて楽しいキャップが付いている。紙製だった。これはいい。
CAさんと少しおしゃべりをさせてもらったら「この直行便の今日の乗客は22人で よく便がキャンセルされる」とのこと。後ろを見たら「なるほどガラガラだった」。
そろそろ4時間かなと思う頃 秋田か青森の海岸線が見えてきた。その後は青森上空から苫小牧方向に。
高度を落として北側からの着陸態勢。長沼・馬追丘陵のゴルフ場が見えて来たが「真っ白だよ」と驚いた。そういえば札幌市街でも雪が降ったニュースを思い出した。
午後3時前に着陸。入国手続きは全く混まないですぐ出られた。出発から4時間半。空港外パーキングから車を出して 途中の恵庭でいつもの温泉ラフォーレへ立ち寄った。とっぷりと日が暮れたが 楽な帰国だった。曜日が合えばだが 直行便はさすがに楽ちんだった。この日も気温差20℃以上。