仕事の茨城滞在だが 週末に笠間で陶器巡りをした。まずはおなじみの「製陶ふくだ」へ。小ぶりの銘入り茶碗が何と一個千円。以前に沢山作ったが そろそろ底をつくと聞いたので2個購入。十勝ヒュッテで一人お茶やコーヒーを楽しむのにちょうどよい。
笠間焼は地元の赤土で甕や茶碗を作ったので 大型のものが多かったのだそうだ。今時珍しい8段の登り窯。二ケ月に一度は焚いているが 薪・重油の共焚きだそうだ。
これは世界一大きい花瓶だそうだ。5m位はあるだろう。
素焼きがたくさんあったが これは陶芸教室の作品で 後は上薬と仕上げ焼きをするとのこと。
日常的にはこちらの電気窯を使うそうだ。
親方(*)の話では「日本は火山が多く鉄分に富んだ土で赤い陶器が作られ 中国のような大陸ではアルミナを含む土なので 固くて白い磁器が作られている」のだそうだが なるほど簡単明瞭な説明だった。
* お弟子さんがいるためか 街の方はご主人を親方と呼んでいるようだ。外国人には英語で対応していたので 経歴に何かかある方かも知れない。興味のある人物だ。