中国・深圳の友人のオフィスに行ったら「どうぞそちらに座ってください」と言われて長椅子に座った。目の前には大きな水盤に中国茶のセットが鎮座していた。お茶好きの人のオフィスによくある光景ではある。
香りと色の良い美味しいウーロン茶だった。
ふと横合いの茶の缶見ると「鴨尿香」とある。もちろんカモのオシッコの色も匂いも知らないが あるいは似ているのかもしれない。「しゃれて命名した」ということだろう。
実は茶道具にもいろいろある。これは他の方から頂いたブック型の茶道具セットだ。素材が竹で作られていて重厚だ。
中身は小ぶりの急須と杯が4個。簡単なものだがこのサイズは珍しいと思う。身の回りに茶道具があり過ぎても困るので これは日常的に使ってくれそうな別の友人にもらっていただくことになった。
中国ではお茶は日常的な水分補給法だが 一方で高級な茶や道具にはまると 天井知らずにお金がかかるようだ。この辺は日本のお茶と同じなのかもしれない。