北京で滞在している大学街には和食レストランが2~3軒はあるようだ。近い方に5人連れで行ってみた。ここは「久本(くもと)」という居酒屋風レストランチェーンだ。
いきなり「三文魚」の看板。これはサーモンのことで 北欧の品が毎日入荷しているとのこと。日本でもサーモンは好まれるが 中国では刺身など生魚の50%以上はサーモンのような気がする。サーモンしか食べない人も多い。無類のサーモン好きというよりは「生魚で一番安全そうに思える」ためだろう。
表の看板には「蒲焼うなぎ・焼き餃子・牛肉たたき」とある。お客が日本語を読めるとも思わないので まあ飾りだろう。
中国風に認定書や許可書が表に掲げられている。会社の名前は「九本しんいち居酒屋」というようだ。
刺身や握り寿司は値段がやや高い気がしたが 普通においしかった。これは巻き寿司。カリフォルニアロール風で 目がチカチカする。最近は日本でも同様なものを良く見るので文句は言えない。
天ぷらは可・鰻も可。ビールはスーパードライで残念ながらサッポロは無し。
これは小さいチラシだが 驚いたことに日本語は完璧だった。でも誰が読むのだろうか? オーナーは日本人だろうと思って聞いてみたら「日本大好きの中国人」とのことだった。
興味深いのはこの人員募集の張り紙。店長クラスだと最高年収3万元(600万円) アルバイト時給は35元(700円)のようだ。日本に比べて生活物価はやや安いので ほぼほぼ同程度と思われる。