北大は札幌農学校が起源なので 農学部は規模は決して大きくは無いのに演習林も含めた広大な関係施設を持っている。最近は「北方生物圏フィールド研究センター」として演習林(苫小牧・天塩・雨竜など)や臨界実験所(厚岸・室蘭など)を含めて再編成された。その一つが「静内研究牧場」だ。この中には実習のための各種設備や宿泊施設が含まれている。
こんなこともあり 私は農学部とは直接関係は無かったが 共同利用として研究室の夏のゼミに使わせてもらったことがある。さすが農学部の施設は立派だなと感心したのを思い出した。今回は静内の桜並木の見物に行ったついでに再訪してみた。
入口は静内桜並木の東端の龍雲閣からやや北側にある。牧場の中をしばらく進むと管理棟があり 宿泊施設でもある。
愛犬シュバは下半身が不随なのだが 車に乗っても動物や重機に向かっては良く吠える。特に牛と馬に対して激しい。静内の牧場街に入ってからはうるさくてたまらなかった。この研究牧場も両サイドには馬が放牧されているので 吠えまくっていた。
ここの馬は牧場街のサラブレッドとは明らかに違う種類だ。道産子を主体に育成しているそうだが 白系・茶系・黒系と様々な色がいる。機会があれば一度訪問することもアリだ。もちろん研究・教育施設なので無断立ち入りは不可だが 電話で事前に相談すれば可能と思う。もちろん牧場防疫のための処置が必要で ペット同伴も不可だろう。