十勝ヒュッテの午後3時頃 夏ゼミの幼虫が地面に落ちて足をバタバタしているのを発見。どこかの木から落ちたのだろう。放置するとアリにやられると思い 手近かの白樺の幹に張り付かせる。
1時間ほどして様子を見たら 殻が割れて出かかっていた。しかし動かない。あせって引っ張り出した。ブヨブヨの触感だ。
白樺の木に戻したが ポロポロと落ちるので困った。
仕方がないのでウッドデッキに置いておいた。30分ほどしてから見たら どこにもいない。動いて床板の隙間から落ちたのか 鳥に食べられたのかとあきらめた。お面の仮面ライダーのようにカワイかったのだが 仕方がない。
しかし 夜の9時頃にデッキの上のスーツケースの影にいるのを発見。羽は透明で乾いているようだ。
危ないので近くの木に移したら 翌朝にはいなかった。うまく飛んでくれたのだろうか。
羽化して飛び立つまでは意外に時間がかかるようだ。
これからはセミの音がうるさいシーズンなのかもしれない。セミの寿命は1週間と聞く。まあ無事で天寿を全うしてほしい。