登山用ロープ(ザイル)は雨や寒さでも柔軟性と強度を失わないようにナイロン製で編み込みケースで保護したものを使う。もちろん軽量だ。
ザイルは文字通り命綱なので 安全を考慮して3年程度で新品に交換する。だが古いのはどうするかと言うと 安全用品なので使い道がないのが実情だ。このような不用な登山用ザイルは「十勝ヒュッテで有効利用できるのでは」と思い 昔のクラブの部室を訪問して頂いて来た。
さて「何に使うかは思案のしどころ」だ。写真の赤・黄ロープは11mm 紫・白のが8mmで 長さは普通30メートルのはずだ。ある用途を思いつき 2x6の板切れと鉄パイプを用意してみた。さて「これで何を作る?」
「答えはブランコだ」。適当な間隔の2本の木にパイプを渡して ロープで乗り板をつないでユラユラ。。。ヒュッテに来た家族連れのお父さんに作ってもらおう。加工の道具などはすべてそろっている。
遊具は人を乗せた時の安全性が大問題なのだが 自分で作って納得するならこの限りではないだろう。ロープの結び方の勉強は必要かな。何れにしろ来年春以降のプロジェクトだ。
細い方のザイルは風の強いところに設置するテントやタープの固定に利用できるだろう。