久々に定山渓近くの小金湯温泉「まつの湯」に行った。変わらずいい湯だった。特に露天風呂から見る豊平川対岸の紅葉が良かった(写真撮影は無理)。
脱衣所で面白いものを見つけた。温泉成分表が平成21年と令和元年のものが掲示されていた。このように新旧が併記されているのは 知る限りでは珍しい。分析者は違うが 一般に化学分析の精度は高いので 直接比較しても大丈夫だろう。
濃さ(成分総計)が20%位薄くなり 炭酸水素イオン・メタケイ酸が減って 一方 塩素イオン・炭酸イオンは増えたようだ。
温泉はもちろん有限の天然資源だが 10年程度ではそれほどの変化でもないようだ。それよりも入湯料の変化の方が大きいのかもしれない。